和製英語は、日本で作られた英語っぽい言葉のことです。英語だと思っていたことの中でも、実は和製英語だったということは結構あるようです。外国で使うと全く意味が通じないことや、違う意味にとられることがあるので、どんなものが和製英語なのかを知っていて損はないと思います。

 

 

【ソフトクリーム】

ソフトクリームは、そのまま英語にすると「soft cream」となりますが、これだと柔らかいクリームという意味になります。英語では一般的には「soft serve」や「soft ice cream」と言います。外国人に聞くと、ソフトクリームのほうが実際のイメージに合うと感じる人も結構いるみたいです。

 

 

【ビジネスホテル】

ビジネスホテルは、市街地に立地する主に出張客をターゲットにした比較的小型の低料金のホテルです。最近では、少人数のグループや家族などの利用も増えてきていますし、低料金でありながら充実したサービスがあるため外国人客も増加してきているようです。外国にはビジネスホテルというカテゴリーのホテルはありません。低料金のホテルという「economy hotel」や、「economy hotel mainly traveling office workers(主にビジネスマン向けの低料金なホテル)」という言い方になるようです。

 

 

【オーダーメイド】

オーダーメイドは、既製服ではなく注文して作った服のことです。但し、英語では「made-to-order」や「custom-made」と言いますので、「order-made」と言っても、外国では通じないようです。

 

 

【アメリカンコーヒー】

アメリカンコーヒーは、薄いコーヒーのことです。アメリカ人は1日に何回もコーヒーを飲むため、アメリカのコーヒーが薄味になっていることから、薄味のコーヒーのことを日本ではアメリカンコーヒーと呼ぶようになりました。しかし、アメリカではアメリカンコーヒーと言っても通じないようで、薄味のコーヒーは「weak coffee」と言うようです。