慰安の問題については、今年1月の産経新聞のスクープによって、河野談話の検証が行われることになりそうな状況です。慰安婦については、当時は売春が合法でしたし、客を断る権利も与えられていました。

 

当時、大卒の初任給が月20円でしたが、慰安婦の月収は月300円以上で公募集がかけられていました。その頃は大学の数が現在よりもかなり少ないので、大卒というのは相当なエリートでしたが、その15倍の月収を慰安婦は得ていたのです。厚生労働省の平成24年賃金構造基本統計調査によると、大卒初任給の平均は199,600円と約20万円です。それを15倍すると月収で約300万円、年収だと3,600万円と、物凄い高給だというのが分かると思います。慰安婦は、決して性奴隷ではなかったのです。 

 

慰安婦が、日本軍や官憲に強制的に連行されたということも言われています。しかし、そのようなことを証明する物証は全くありません。朝鮮の民間業者が、無理やり連れ去ったり、騙して連れて行ったりしたことはあったようです。日本軍は、朝鮮の業者に対して、そのようなことを行わないように注意を促していました。そのことを朝日新聞は、"軍が関与“という見出しで、ミスリードしようとしていました。

 

これまで、朝鮮の女性を日本軍や官憲が強制的に慰安婦にしたという証拠はありません。あるのは被害者の証言だけです。その証言も下記のように、言うことがコロコロ変わったり、慰安所がない場所で働かされていたなど、信用できないものが多いのです。

 

「生活が苦しくなった母親によって14歳の時に平壌のあるキーセン検番(日本でいう置屋)に売られていった。」

「中国東北部で生まれ、17才の時に騙されて慰安婦にされた。200人から300人の部隊がいる中国南部の慰安所に連れて行かれた」

17歳の時、日本の軍人に「殺す」と脅されて連行され、最前線で一日何十人もの軍人の相手をさせられました。」

「旧満州(現中国東北地方)で生まれ平攘で育ったが、17才の時の春に、日本の軍人に強制的にトラックに乗せられ、中国大陸の前線に連れて行かれた」

 

これは全て同じ人(金学順氏)の証言です。このような証言を信じろという方が無理な話です。

 

田嶋陽子氏のように、慰安婦は強制連行されたと主張する人は、「物証はなくても慰安婦だった人が証言している」と説明しています。しかし、物証がなく証言だけで成り立つのであれば、どんなことでもでっち上げることができます。39日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」でも、田嶋氏は「元慰安婦の証言がある」と言っています。そこで、田嶋氏に以下のような議論をふってみたらということを想定してみました。

 

男性A「田嶋さんに無理やり連れ去られて、性奴隷にされました。」

田嶋氏「嘘言うんじゃないよ!いつ私がそんなことしたのよ!」

男性A1ヶ月前に田嶋さんと会ったとき、嫌だというのに田嶋さんに性的な行為を強制されました」

田嶋氏「そんなことしてないよ!証拠を示してよ!」

男性A「物的な証拠はありませんが、被害者の僕が言っているのですから間違いありません。」

田嶋氏「物証がなくて、証言だけでやったことにされるなんて、たまったもんじゃないわよ!」

男性A「僕がここに存在していることが証拠です」

田嶋氏「・・・」

 

田嶋氏は、それでも慰安婦は証言があるからと言い張りそうですが・・・

次回の「たかじんのそこまで言って委員会」は、"日韓決戦スペシャル“の予定ですので、男性パネリストのだれかが、上記のようなことを田嶋氏に仕掛けてみたら面白いのではないかと思いました。