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嫌なニュースを知りました。

 

中国の習近平(シー・シーピン)国家主席と、フィリピンのドゥテルテ大統領が中国北京で首脳会談し、フィリピンの親中姿勢を強調した模様です。

 

昨日朝のNHKの朝のニュースのテロップでは、「フィリピン、アメリカと決別!」というフレーズも使われていまして、私は何か嫌な感じを受けました。

 

南沙諸島問題等で、中国に対峙していると思われていたアメリカの同盟国フィリピン首脳が、もし本当にアメリカと決別し、中国の事実上の傘下に入ろうものなら、たちまち日本は苦境に立たされてしまいます。

 

と申しますのも、日本の石油輸入ルート(シーレーン)は、必ずフィリピン沖合を通過せざるを得ないからです。

 

このシーレーン上のどこか一つでも、日本に敵対心を持っているとか、日本に侵略的意図を抱いているとか、日本を脅して、何かせしめようとしているとか、そういう国家勢力の地域になったらな、日本に石油が入らなくなり、日本はその勢力に屈服するか、もしくは、しゃにむに戦って、シーレーンを確保する以外、生き残るすべも、国家としての自由の発露も、また繁栄の未来選択もないわけです。

 

これまでは、まぁ、戦前日本の代わりに、同盟国アメリカがこのシーレーンを護っていたわけですが、その地域において、「アメリカと決別」という選択は、その国の意思とは言え、被害は日本が被ることになるわけです。

 

まぁここまで書くと、反米思想であるとか、日本の平和論がすぐに「米軍出ていけ!」運動になる理由は、まぁ簡単に察しがつくと思う。

 

黒幕というのはいつも、「それで得をするひと」ですから、まぁ今の時代の黒幕は一体誰かは、勘の良いかたなら、「ああ、あの中華の人民の共和国の方々なのね。」とお分かりだろうと思います。

 

フィリピンも沖縄も、ぜ~んぶつながった、一つの問題だということです。

 

これは別に、私が中国嫌いであるとか、そういう問題ではないのです。

私は医療関係者ですが、この業界は国際的な業界でもあるので、結構外国の方とかお付き合いも多いです。

まぁ上下の地図を比べていただきたい。

 

上が現在のシーレーン、そして下が、戦前の東アジアの地図です。

日本の周囲は、今の国々はなくて、全部欧米諸国だったわけです。

 

そしてフィリピンは・・・、当時はフィリピンではなくて、アメリカだったわけですね。

戦前の日本は、石油の90%以上をアメリカから輸入していましたが、アンリ化の反日感情のもと、日本に対して石油の輸出を止めたのです。

 

えげつないにもほどがあるというものです。

食べ物の採れない国に、食料が入らないようにしたら、また水の出ない国に、水が手に入らないようにしたら、そりゃぁ生き残りをかけて、何らかの手を打とうとしますよね。

これは、資源の出ない日本は、今でも同じ条件です。

昔の出来事ではないんです。

 

これで日本は、石油を欲して、インドネシア、当時はオランダですけど、ここに買い付けに行くのに、フィリピンを通らざるを得ないじゃぁないですかぁ。

そして日米は、戦わなければならなくなったと。        

これが正しい歴史の反省というものであって、「日本がおとなしくしとればいい」という、”一見平和主義”というのは、何も歴史から学んでいないわけです。

で、このままなら・・・。まぁこれ以上は、言いたくはありませんけれども、フィリピンが親中路線を改めていただくなり、中国政府の歴史的崩壊とか、ロシアの「日本大好きブーム」とか、そういった、何か「おおおおおおおおお」というような、大きな歴史転換、奇跡的なストーリーがなければ、戦前と同じ状況下に日本は追い込まれてしまう可能性が、極めて高くなったということです。

ですから国防や外交への知見、そして「何を今準備するべきか」を、本当によく知っている政治組織、幸福実現党へのご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。   

それでは、またのお越しを。