全国のアミ~ゴの皆様、ようこそ大川隆法ネット後援会へ。

 

今年最後の記事です。

本年は色々と忙しくなって、記事更新遅くなりがちでした。

またパソコンの調子が悪く、いただいたコメントへのお返事が滞っています。本当に申し訳ないと思っております。


コメントのコーナーまでいくと、なぜだかパソコンがフリーズしてしまうのです。


たくさんご支援いただき、とてもありがたく感謝で一杯です。

来年もよろしくお願いいたします。


さて、日韓外相合意が成されました。

それについては、昨日私見を述べさせていただきましたので、前々記事をご参照ください。


本日皆様に訴えさせていただきたいことは、このいわゆる従軍慰安婦問題というものに対する、日本政府の対応への”マスコミへの対峙の姿勢”についてです。


皆さん、テレビニュースなどを見ていて、どうも変だとは思いませんか?


合意に反対する韓国の従軍慰安婦だと言われている人々の意見や、同盟国であるアメリカの高官の意見や、韓国同様戦前は日本領であった台湾政府の見解などが主に紹介され、一見すると、多くの意見が反映されているように見えます。

一見すれば・・・です。


ただ、肝心の人たちの意見が出てこないとは思いませんか?

そうです。日本国民の意見ですよ。


「日本国民は、この合意に関して、どう思っているか?」という報道があまりありません。

私も、勤務日が多かったので、すべてのニュースをチェックできている訳ではないのですが、この日本国民の意見というのは、韓国に銃具に案不のオバチャンの意見や、同盟国アメリカのケリー国務長官の発言や、台湾政府の見解などよりも、ずっとずっと大切なのではないでしょうか?


日本は、確か・・・自由主義国ですよね?違いましたかね?

自由主義国や民主主義国では、国民の意見は、後回しでもよかったですかね?



どうもおかしいです。マスコミが。

敢えてどのテレビニュース報道も、政府の今回の合意に向けた反対の時期を、やんわりと軟着陸させてやり過ごそうとしているというか、政府のその方針に、側面から協力しているように見えるのですね。


私は、今回の一連の動きには、2017年4月に導入予定の10%への消費増税に伴う、軽減税率が大きく絡んでいると思います。


つまり、先だって新聞への軽減税率適応が決定いたしましたが、「政府のご意向に背けば、どうなるかわかっているだろうな」という圧力はマスメディアにあったはずです。


これは日本の、自由の死を意味します。


つまり今後政府は、増税と軽減税率を使うことによって、言論を封じることができるということです。


20年以上と言われる長期の不況によって、新聞らマスメディアへの広告収入は低迷し、どこのマスメディアの経営は苦しいですからね。


せめて軽減税率でもなければ、おまんまのくいあげ、多くの社員を路頭に迷わすことになります。


つまり、徴税権とそれに伴う免税を決める権利を持つ政府は、高い税金を合法化することで、言論を自由にできるようになるという、ヒトラーも思いつかなかった、恐るべき独裁への道が今、日本国民の現前に現れているわけです。

政府は、1000兆円と言われる国債とか、年金などの社会保障とかを口実に、どんどん税金を上げようとしているわけですけれども、増税によって民主主義の砦と言われるマスコミを、ときの政府に都合のよいように、言論すらコントロールしようとするとは。


税金から見える現代の日本は、革命が起こらないのが不思議なくらい、醜く穢れていますね。


憲法に、「高い税金はいけない」とか、「最高税率はここまで」とか書かない限り、日本の増税体質とそれに伴う、日本国民への自由の圧迫は止まらないと私は思います。


このままだと日本は、「見ざる言わざる聞かざる」の国になりますよ。


それに至るには、そんなに時間を要しませんよ。

「あっ」と言う間ですよ。

歴史を見ると、何でも変わるときというのは、「あっと」いう間に変わるんですよ。


https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1442


「独裁色の強い宗教が言うな」とおっしゃるかもしれませんけれども、日本神道も仏教も、基本は合議制です。


天照大神がスサノオのミコトの狼藉に怒り、天の岩戸がくれをなさった折に、高天原の神々は「さあどうするか」と合議しています。


仏教でも、釈尊のお言葉がなく、法にもない事柄の解決は、4人以上の僧侶で合議して決定します。


仏教や日本神道の影響が強いと思われる、聖徳太子の十七条憲法にも、「皆でよく話し合って結論を出せ」とありますよね。


ホンモノの宗教というのは、一人の人間が神の子として、ひとり、神と相向かうのですから、これは究極の民主制であり、これが民主主義の原型なのです。


無神論国家に基本的人権がなく、宗教の根付いた国に民主主義国が多いのは、こういう思想的歴史的背景があるわけです。


話がそれましたが、本年最後に、この軽減税率と報道の自由の件に関して、ジャーナリストの池上彰さんが、とてもわかりやすくコラムを書いてくださっていますので、本日は、理想国家本の条件にUPされていた池上さんの記事をご紹介いたします。


 http://ida-shinkou.com/2015/11/10808



池上彰、新聞の軽減税率適用は政権迎合につながると疑問呈す 「新聞業界全体に対して危惧を持っている」http://blogos.com/article/151846/

 

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