メガネのササガワ(東京北区十条)です。
レンズについての云々を綴っていますが、
そもそもどうやってメガネレンズが出来るのでしょうか?
(レンズをフレームの形に合わせて加工するのは、
ほぼ店内でやりますのでその前の状態について
何回かに分けてお話いたします。)
レンズの度数は、レンズの表面カーブと裏面カーブと
素材により決まるという事を覚えておいてください。
そしてプラスチックレンズの製造にはキャスト法が用いられます。
原料の液体(モノマー)を調合してろ過します。
不純物が少ない物が良いレンズの条件です。
表面用モールドと裏面用モールドをガスケットを利用して組み立てます。
このモールドの面精度がとても重要です。
そして中にモノマーを注入。
電気炉で加熱して硬化させます(重合)
固体になったレンズをモールドから外し
さらにレンズを加熱して均一に成型(アニール)して
レンズの基本が完成です。
次回に続く・・・