レンズについての云々その12〜メガネレンズが出来るまで(その1) | メガネのササガワ店長ブログ

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メガネのササガワ(東京北区十条)です。

レンズについての云々を綴っていますが、

そもそもどうやってメガネレンズが出来るのでしょうか?

(レンズをフレームの形に合わせて加工するのは、

ほぼ店内でやりますのでその前の状態について

何回かに分けてお話いたします。)

レンズの度数は、レンズの表面カーブと裏面カーブと

素材により決まるという事を覚えておいてください。

そしてプラスチックレンズの製造にはキャスト法が用いられます。

原料の液体(モノマー)を調合してろ過します。

不純物が少ない物が良いレンズの条件です。

表面用モールドと裏面用モールドをガスケットを利用して組み立てます。

このモールドの面精度がとても重要です。

そして中にモノマーを注入。

電気炉で加熱して硬化させます(重合)

固体になったレンズをモールドから外し

さらにレンズを加熱して均一に成型(アニール)して

レンズの基本が完成です。

次回に続く・・・