『夢のマイホーム、絶対後悔したくない』06 | ガラスの建築デザイナー

『夢のマイホーム、絶対後悔したくない』06

『夢のマイホーム、絶対後悔したくない』をテーマにシリーズでお伝えします!

~数ある設計事務所の中 『誰にお願いしたらいいの?』~【一級建築士と二級建築士の違い】

こんにちは。
一級建築士、ガラスの建築デザイナーの李です。

前回、【ハウジングメーカー、建売住宅、新築マンション/設計事務所の違い】に続き、今回は、【一級建築士と二級建築士の違い】をお話します。

今まで、「私は一級建築士です。」、「二級建築士です。」って言葉を聞いたことがありませんか?不動産や建築に携わる方にとっては、とっても一般的なことですが、多くの人にとって、『この一級、二級って何が違うの?』なんて疑問に思う方も多いと思います。

建築士には、

一級建築士
二級建築士
木造建築士

最近では構造設計一級建築士・設備設計一級建築士
なんて、その肩書きが細分化されています。
より専門的な知識が重要視されて来ているということです。

それでは、この3つの建築士の大きな違いは?というと、
それぞれの肩書きの種類によって、
建物の用途や規模、構造で設計出来る建物が違うということです。
木造建築士より二級建築士、二級建築士より一級建築士が、より大きな用途や規模、多様な構造(木造、鉄骨造、RC造)を設計する事ができます。

例えば、木造2階建 床面積300m2以内の住宅はどの建築士でも設計できます。
木造3階建 床面積300m2越える住宅は、一級建築士又は二級建築士でないと設計出来ません。
さらに、それ以上の大きさの建物は一級建築士でないと設計できません。

すなわち、どんな条件であっても設計が出来るのは、一級建築士だけという事です。

そんな違いがありますが、『夢のマイホーム』を建てるために、
どの建築士を選べばいいの?という点をポイントとして選んだ場合、

実は、どの建築士でも、できます。

一番の目的は『夢のマイホーム』を手にする!!ですよね。

だから、
ここで最も大切なのは、その建築士が「住宅の設計」を行っているのかどうかと言う点です。

名刺に一級建築士や二級建築士と書かれていても、実際には住宅の設計していない方も多数おります。
単に資格を持っていても設計を行っていない人に『夢のマイホーム』の設計をお願いしても『夢のマイホーム』は手に入りません。

「住宅の設計が出来ない人は建築士ではない」と言われるくらい、住宅の設計は難しいのです。

なぜ住宅の設計が難しいかというと、
住宅には、動線と言う機能的な面、そしてどんな生活をしたいのか、どんな家族になりたいのか家族の思いも盛り込まなくてはなりません。10の家族がいれば10の家族の思いは違うため、多方面にわたる知識と経験が必要になります。

だから、あなたの夢のマイホームを実現させる為には、
まず目の前の建築士さんに聞いてみて下さい

「あなたがこれまで建てた、住宅設計の実績を見せて下さい!」と!

このアクションが、
後悔しない『夢のマイホーム』を手に入れる第一歩なのです。

「夢のマイホーム、絶対失敗して欲しくないし、させたくない!!」
そんな強い想いから、今まで言えなかったこと、勇気を持って伝えています。

次回の設計編は、
~設計の費用 『なんだか高そう・・・。』~
【どんな事をやってくれんだろう?、どのくらい掛かるのかしら?.】
お楽しみに!

一級建築士 ガラスの建築デザイナーの李でした。