2011年3月11日に起きた「東北地方太平洋沖地震」におきましては、

被災者の方々に、心からお見舞いを申し上げます。


そして今なお救助を待っておられる皆様、被災地の皆様、各地で避難されている全ての皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。


もし、オープンセンスのワークショップに参加された方で、遠方の方、ご無事な方は時間があるときで結構ですので、以下の瞑想をお願いいたします。


クリスのワークショップから、ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス的トンレン瞑想(チベット仏教のコンパッションを育む瞑想)をお伝えします。


クリスはかなり丁寧に細やかに入っていきますが、全部の言葉を書くと長くなるのでダイジェスト版でお伝えします。

よかったら試してみてください。



(1)

自分に貢献してくれたりサポートしてくれた人、

場所、出来事、生き物、スピリットなどを思い浮かべます。

それをあたかも、今、ここにあるように招き、感じましょう。


(2)

これらのサポートはいつでも、今、ここにあったのを

思い出します。

それは私とともに常にあります。


ただ足りなかったのはそのことへの気づき・・・
もうすでにあるものに、自分がつながりなおします。

(たとえば大地、空気、水、光・・・)

(3)

私たちは一人でここまできたわけではありません。

そして今でも一人ではないのです。

それを呼吸しながら思い出し、感じましょう。
自分をサポートしているものに囲まれているのを感じ、

それらの全体とともに呼吸をしましょう。

(4)

自分の深いところ 根本にある健全さと

まわりのサポート・貢献を呼吸とともに吸い込んで、

吐きながら、イメージ的には光として、

さしだしてゆきましょう。

(5)

自分や他の人たちが直面している、

困難、苦しみ、孤独感、痛みに対して、

息を吸うときに向き合います。


息を吸いながらスペースを創って

痛みの感覚にも向き合いましょう。

そして、息を吐きながら、

健全さ、サポート光をさしだします。

(6)

吸う息で、困難と苦しみに開いて、

吐く息でサポートや健全さに開いてゆく。

(7)

自分自身や知人、具体的な世界の出来事に関しての

困難、苦しみ、居心地の悪さに対して、

困難さに時間と空間を与えます。


そして吐く息で貢献やサポートの光をさしだしましょう。

(8)

やっているときの自分は

決して一人ではなくサポートに囲まれています。


すべてのサポートが吸う時、吐く時、

一緒に呼吸をしてくれているのを感じましょう。

(9)

今、感じている苦しみを感じている存在がたくさんいる・・・
これは人間そのもののジレンマであり、

多くの人が感じているものです。


今、自分自身が向き合っていると同時に、

多くの人が向き合っていることを感じましょう。

(10)

貢献をサポートを吐き出します。

自分自身の困難も、他の人の困難も、

貢献とサポートで満たされるイメージでささげましょう。

(11)

受け取って送り出す・・・

ただ自分自身の

いのちのつながりの中に座っているのを感じます。

(12)

この瞬間、この呼吸のなかで座っている・・・

ただ呼吸を感じるところに戻ってゆく。

(13)

ゆっくり いま ここ 自分 体の感覚に戻ってゆきます。

以上です。