東日本大震災 ~昨年に続きボランティア活動をしてきました~ | 兵庫県宝塚市のメガネ屋さん 【メガネのトミタ】ブログ

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映画「阪急電車」の舞台になった阪急今津線「逆瀬川」駅から徒歩2分。アピアきた2Fの「メガネのトミタ」がお送りする眼鏡と宝塚についてのブログです♪

皆様、こんにちは晴れ


メガネのトミタ、冨田哲也です!


1週間ぶりのブログの更新になりました。



今週の10日(火)~12日(木)まで東日本大震災の被災地である石巻市の牡鹿半島へ行ってきました。


昨年の4月に当店が加盟しています「アイペックスグループ」で眼鏡作成の活動をさせていただきました。


昨年の活動の様子は → コチラ   と  → コチラ   をご覧ください。



今回の活動は、「眼鏡の修理、調整、補聴器の電池交換」と「その時現地で必要な力仕事」です。



一日目


午前9時過ぎに仙台空港着、レンタカーで牡鹿半島へ


午後より「泊地区」「新山地区」において眼鏡の修理、調整を行いました。


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<泊地区の集会所 震災の時は皆さんこちらで避難されていました>


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<新山生活センター 修理が終わった後は皆さんでカラオケをされていましたよ(笑)>


泊地区での修理・調整では、昨年に作らせていただいた眼鏡をお持ちの方が来られました。


一年間大事に使ってもらえたんだなとメンバー皆で嬉しく思いました!



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<新山地区の港でワカメを探す牡鹿ボランティアの遠藤さん>



二日目


午前中は民家に倒れたブロック塀を引き起こす作業をしました。


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<人間の力ではびくともしないブロック塀です>    <スコップでひたすら土をかきだし・・・>


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<ワイヤーを取り付け・・・>                <何とか引き起こすことに成功!>


時間がなく翌日にこのブロック塀を撤去していくことになりました。



そして、もう一つの現場は、台風によってお墓の上に倒れた大きな木の撤去作業でした。


墓石は絶対に倒してはいけないという状況での作業、遠藤さんがチェーンソーで木を切っていきます。


丘の上にある墓地でしたので、切られた木を50メートル下の道路まで運ぶ作業をしました。


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<作業前の状態です。枝から切り落とし>    <木のバランスを取りながら、切っていきます>


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<無事に撤去できました>              <石巻市内から来られていたキブネさんと>


現場に着いた時に最初に思ったこと・・・  これ素人で撤去できるの??


遠藤さんの指示のもと、皆で力と知恵を合わせ、なんとかかんとか撤去することができました。


息が合ったメンバーでなければ、もっともっと時間がかかっていたと思います。



二日目の夜は遠藤さんが僕たちのためにご飯を用意してくれました!


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<くじらのステーキ・ガーリックたっぷりとマグロの漬け・ガーリックたっぷりでした>


牡鹿半島はくじらが有名らしいです!くじらもマグロもめちゃウマでした!!


深夜2時頃まで、震災当時の話やこれからの復興についての話を聞かせてもらいました。



三日目


あいにくの雨により、昨日のブロック塀の取り壊し作業は中止になりました。


眼鏡の修理・調整グループと作業グループに分かれての活動です。


未だに治まらない魚への風評被害によって、漁師さんたちが困っているとのこと。


漁師さんたちがイベントで使うためのバーベキュー台の作成をすることになりました。


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<二つに切ったドラム缶に>             <ドリルで穴を開けたり、支柱を作ったり>


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<穴開けの作業はかなりのパワーと時間がかかります>


帰る時間になってしまったので、途中で作業を切り上げることになってしまいました・・・


帰りの道中で、遠藤さんが「完成したよ!」と写真を送ってくれました。


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<見事に完成!!これを計6台作成します>


作業途中で帰らざるを得なかったので、とても心残りでしたが、完成した写真を見て少しホッとしました。


大雨により、飛行機が飛ぶか心配でしたが、無事に帰ることができました。



今回の活動を通して感じたこと・・・


空港から牡鹿半島へ行く風景は、昨年の4月に比べるとだいぶ復旧したんだなという印象でした。


しかし、僕たちがお手伝いした作業もそうですが、細かく一軒一軒見てみると、まだまだ手がつけられて


いない所がたくさんありすぎて、全然追いついてないことがよく分かりました。


いろいろな支援の方法があるとは思いますが、やはり人手が一番不足しているのではないのかなと


思いました。


牡鹿ボランティアの遠藤さんには今回もいろいろとお世話になり本当にありがとうございました。


また、アイペックスグループの団結力もさらに増したように思います。


これからもアイペックスグループ全体で東北地方の復興に少しでも力になれるようになれればと


思います。


これからの東北地方の復興を心からお祈りしたいと思います。



今回は長いブログの内容になりましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!


t-tomita