ありがと~ (過去ログ) | 幸せをくり返すインナーチャイルドセラピー

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一人の人間には、生まれてから死ぬまでの
限られた時間しか準備されていませんが、

意外に短い人生という時間の
限りのある、残された時間への、
いずれ見えてくる死というものへの納得感というか、

そういったやるせないさびしい感慨を
すべてことごとく全部一切を、
希望に変えてくれる存在はいますよ。

自分の限界や
絶望感のようなものさえも、
なにもかもまるごと全部、
まあいいか・・とおもわせてくれる、
「ああ、ありがとう」という感謝へつないでくれる存在が

この世には、

たくさん生きています

生まれてきてくれます

たくさん存在してくれています

ひとは 一人じゃない。

いま、
バリバリ、音を立ててリンゴをかじっているこの息子も
そんな ありがたい存在だったという、これは、お話です


*********************** 
( ^^) _旦~~
久しぶりに帰省した息子がお風呂から出て、言いました。

「お風呂気持ちよかった~、ありがと~!」

一人暮らしを経験した息子は、
風呂も自分で掃除しないと、
気持ちよく入れないことや、
シャワーより、湯船のほうが
やっぱり好きだと気付いたらしく、

ただ風呂が沸いていたことがありがたかった。

その後、久しぶりに実家の
夕ご飯を食べた息子は、言いました。
「お、皮が剥いてあるじゃん、ありがとー!!」

一人で暮らすようになってから、
大好きなリンゴも丸かじりで
面倒で、皮なんて イチイチむかない。

でも、今日は
自分のために、リンゴの皮をむいてくれた人がいる。
そういえば、子供の時からいつも、
当たり前に皮をむいてもらってた・・

・・そう気付いた息子は、ただ、うれしかったんです

息子は、
ただ ちょっと、成長して周りが見えるようになった。

一方、
息子の口から、ありがとうなんて言葉を聞いたのが初めてで、
母親も驚いたものの、

言葉にしないと、伝わらない思いは、あるし、
言葉にしたほうが、まっすぐに伝わることもある。

そんな風に感じたこの母親は、
この際だから、いちいち息子のありがとうに、返事をしてみました。

「お風呂気持ちよかった、ありがと~」 
と言われたので、
この際だから、伝えてみました。

「健康に育ってくれてありがと~、おかあさんはうれしい」

「お、皮がむいてあるジャン、ありがと~」 と言われたので
この際だから、伝えてみました。
「存在してくれてありがと~、それで充分だ」

この母親は、
自分の思いを言葉にしてみて

過去のありがとうの重さに気づいたのです。


「ああ、あれは、こういうことだったか」と。。。。
~~~~~~~~~~~
・・20年位前、

亡くなった祖父が、お見舞いに行くたびに
「ありがと~」と言っていた。

老人医療の病院に入って、1年以上過ぎた頃には、
ありがとーは、口癖のようだった。

「大福おいしかった!ありがとう!」
「おお、来たのか、ありがと~」
「カーテンしめてくれ、ああ、ありがと~」
「テストだったのか?できたか?そうか、ありがと~」
「ありがと~、新しいスーツだな」
「寒くなったな、そこに座ってろ。ありがと~」
「電話番号変わったのか?そうか、ありがと~」

顔を見れば、「ああ、ありがと~」
お茶を飲めば「うまいか、ありがと~」

もう、あらゆる会話の、端々に、
「ありがと~」が こぼれていた祖父は、

半身不随でしたから、

健常な人間にとって、当たり前のことが
すべて、ことごとく、ありがたかったのだと。

家族が、存在する、ただ、そのことが

うれしかったのだろうと

こんなにも、
未来を担う若い子供の存在が
ただただ、ありがたかったのだと、
ようやく、気が付いたと、言います。

~~~~~~~~~~~~~~~~

息子が、元気でいる、まっすぐに、育っている、
ただ、それが うれしくて、ただ、ありがたい、

そんな風に、もう、歳をとった自分なんだと、
この母親は、気づいて、
それもまた、ありがたかったと。

年齢を重ねていくと、

若い子供たちや、小さな孫たち、

その 頼もしい存在そのものが、

ありがたく

未来ある命そのものが、

ありがたくて、うれしくて、

揚々と続いていく大切なものたちの存在が、

無事であってくれれば、
健康であってくれれば、
元気であってくっれば、
幸せであってくれれば、
満ち足りていてくれれば、

それで自分は、もう充分満たされているという
不可思議な「ありがとう」が、心から、こぼれます

人には、生まれて死ぬまでの
限られた時間しか準備されていませんが、

意外に短い人生という時間の
限りのある、残された時間への、
いずれ見えている死というものへの納得感というか、

そういったやるせないさびしい感慨を
すべてことごとく全部一切を、
希望に変えてくれる存在はいます。


それは、世の中のすべての子供たち

世の中すべての命あるものの存在


自分の限界や
絶望感のようなものさえも、
なにもかもまるごと全部、
まあいいか・・とおもわせてくれる、
「ああ、ありがとう」という感謝へつないでくれる存在が

この世には、

たくさん生きています

生まれてきてくれます

たくさん存在してくれています

ひとは 一人じゃない。

いま、
バリバリ、音を立ててリンゴをかじっているこの息子も
そんな ありがたい存在だったという、おはなしでした。


いま、
こうして、生かされることが、
ただただ、ありがたいと、
この母親は、気付いたんだそうですよ。。。。

めでたし、めでたし  ( ^^) _U~~