最近の石づくりの氏神社の注意点 | 大前神社~神道信仰とともに歩む~

大前神社~神道信仰とともに歩む~

大前神社の神主が綴るブログです。
神社はご祈祷やお祓いのイメージが強いですが、もちろんそればかりではありません。神道・神社・信仰に関わることから地域のことまで、ぐっと神社に親しみを抱いていただけたらと思います。

石でできている最近の氏神社、

このお社に共通する1つの大きな問題目


幣束が入らいない。。。


大前神社で頒布している幣束は23cmの串の長さですひらめき電球


これは古い氏神社や現在の神棚には問題なく入る大きさですグッド!


ですが、

新しい石の氏神社には、大抵幣束が入りません。。。


入れるには半分にしなければいけないほどです。。。


中国で造られているため、

扉も立派に作ってあるのですが、

肝心の内部は、

ほとんど空間がないのですあせる


お社は、神様の依り代となる幣束や神札等をおさめるためのものですから、

それが入らないということは、

お社の最低条件が整っていないということです汗


外見はお城のように大きくて立派だけど、

扉を開けたら6畳1間・・・なんてことでは、

お社を設けて神様をお祀りするのに相応しいとは言えませんよね目


新しい氏神社をご予定の方は、

石のお社には十分ご注意くださいビックリマーク



神主「N」