私の書いたものを読んで、絶望する方々が増えると良くないので、多少は役に立つかもしれない情報も載せてみます。

ただ、自分自身弁護士をこの先頼むかどうかに関しては、躊躇もあるので、書くことを迷ってました。
でも、情報としては、間違って無いので載せてみます。(親の事が無く不動産関係だけなら、有効な方法なので、自分のように特殊な弱味が無い人にとっては役に立つかもしれない)

司法書士の相談で話しても、その方法は良いと思うと言われました。

裁判記録は公開なので、裁判所で閲覧出来ます。それには、代理人氏名も載ってます。
その前に、ネットで調べる事も出来ます。判例検索サイトは最高裁のサイトや他サイトにあります。もっと詳しいものとしては有料のソフトもあります。そのソフトを置いている図書館もあります。(図書館では他の人が検索しているのを見た事がありません。検索サービスを行っている図書館に行けば、ほぼ待たずに時間制限もされず使える可能性が高いと思います)

類似の判例を調べ裁判の記録を、裁判所に閲覧しに行くのです。

裁判記録で見つけた弁護士が、同種の訴訟を受任したからと言って必ずしも自分の案件を引き受けてくれるとは、限りませんが、裁判記録は参考になるし、見て損するものではないと思います。

自分の場合、調べていただけだったのに、電話した時に、向こうから言って下さいましたが、親の事があったので躊躇してしまいました。(この時はまだ鍵施錠までされてなかった)
親の事は、弱味なので、よっぽど高い倫理観を持った方じゃないと怖いと思ったからでした。電話でちょっと話したくらいでは、そんな難しい判断は出来るわけがありません。こちらがした失礼かもしれない質問にも、律儀に答えてらっしゃり、その前に見た論証の方法の本に出ていた答え方そのものだったのが、印象的でした。

おそらく、弁護士の中の良質な部分の方だと思われましたが、親の事を持ち込んで良いのか迷いや罪悪感もありました。(訴訟当時は大きい事務所で、電話した時には主任弁護士は独立、大きい事務所の方では無く独立した弁護士に聞きました。)



私が、判例を調べたのは、ある政党の無料法律相談で、弁護士に

 『賠償金が数十万だから、弁護士が嫌がる』


と、言われたからです。


この時、支部は弁護士を紹介すると言っていました。この無料相談は受任と関係無いので、そんな事を言って断る必要も無いのです。それなのに、です。

(借家を人が住んでいる状態で、壁際まで壊した訴訟の賠償金は50万円で、代理人弁護士はこの政党の系列の弁護士でした。支援していた組合に聞きました。)

それで、本当にそうなのか、裁判記録は公開なので調べたのでした。

ある政党と関係無い大きな事務所の弁護士が、代理人になっている不動産関係の訴訟で、賠償金ゼロのものがありました。不動産屋さんからの紹介と依頼人から聞きました。
お金のある事務所の方が、お金にならない仕事も引き受ける場合もあると、弁護士には言われました。(この方の意見なので全部のケースに当てはまるかどうかはわかりません)

事実は小説より寄なりというが、メディアを通じて語られる弁護士と実際は、このように乖離していました。

貧乏または金銭的余裕が無い弁護士が、良い弁護士で、企業の顧問などをしてお金持ちの弁護士が悪徳とは、限りません。


前述のある政党の系列の弁護士は、弱者への配慮を欠き、悪戯に弱者なのがいけないと思わせるかのような発言をしましたが、お金がある人や有り余っている人でも、弁護士から酷い目に遭わされた人は居ます。
金銭的余裕が無い人でも、救済されている場合もあります。
このような現実を考えず、その傾向にあるとしても、全弁護士がそうだと言うわけではないのに、弁護士が嫌がるというのは相談した人の可能性を摘み取り、弁護士不信を植え付ける暴言であり弱者救済どころか弱者搾取以外の何物でもないと思います。

最近この話を、ある人に途中まで話しかけたら、『弁護士が嫌がる』 にものすごく反応し、「弁護士は嫌がる」「そう!弁護士は嫌がるw」と、嬉しそうに言い出され、他の事でも色々と言われ、ショックを受けた事がありました。
経験から来る認識からの推測で、色々な意見を述べているのかと思って聞いてしまって、後悔しました。言われた事がかなりショックで、言われた事が繰り返し浮かんで(フラッシュバック?)きたり、他にも色々とありました。
早々に話を切り上げれば良かったのですが、「弁護士は、馬鹿だからメールがわからない」とか「裁判の証拠で、メールは採用されない」と、言われるまで気が付きませんでした。
メールは離婚訴訟の証拠の1位が携帯メールと、ラジオでも言っているくらいのご時世だし、弁護士については意見と言うより誹謗だし、根拠が馬鹿だからでは理由にならず、支離滅裂です。
こんな支離滅裂な事を断定的口調で言い続けられたら、言われた方は精神的にまいってしまいます。一種のモラルハラスメントではないかと思います。
親の事も、「親を訴えてはいかんよ」と、言われました。でも、私は説明として、金銭的な事で子供名義で借金を作る親も居て、そういう場合は弁護士が入ったり訴えたりしていると説明しかけただけでしたが、その説明の途中でそう言うのです。
何についてもそうで、前述の『弁護士が嫌がる』についても、途中で話し始めるので、その定義はすぐ破られた事は話せませんでした。

この人のネット上の対応を見ていて、相談と言うより情報提供を望んでるように見えたので、切羽詰まった時では無くなってから連絡したのでした。
それなのに・・・


弁護士が嫌がるという言い方には、弁護士問題の全てが集約されているのではないかと思います。
弁護士が嫌がるんですよ。弁護士がw

他の職業の人で、「自分が」ではなく、その職業名を主語にして、さらに嫌がるを繋げ、仕事の選り好みをしている事を、公言出来る職業があるのでしょうか?(ある議員の事務所での発言なので、一応公言に入るのでは無いかと思います)

この言葉は、法律事務所の事務員らしい人で、自身も家のリフォーム問題かなにかで、法的な係争を抱えそれをネットにアップしていた人も、書いてました。

例えば

国家賠償請求は、医療過誤裁判と並び、弁護士が嫌がる

と言うように。(と言う意味の内容)