井上尚弥×ナルバエス予想とBLADEについて書く | おおおかのボクシングBLOG

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アメブロ、調子が悪いので、改めて書きます。
さてさて、年末になってしまった。

ボクシングの予想を書く暇もなく、ここまで来てしまった。
興味があるのは、井上尚弥×ナルバエスとリゴンドー×天笠の二つだけというのが本音。

井岡一翔、、、まあ、いつもと変わらないだろう。
内山は、金子戦で序盤から感じた、あの下肢の劣化みたいなフワフワ感が、どうなってるかというのを見ようとする。
とりあえず、普通にみんな勝つだろう。
リゴンドーに挑むという天笠は除いて。

河野公平については、僕の中では世界王者になってなかったら、
後楽園ホールで、すでに石田匠や松本亮の踏み台にされてたと見てるので、特に何も無い。


そこで、予想を書くとしたら何がいいかと考えると、井上尚弥×ナルバエスしか無い。

試合の流れを予想したい。
井上尚弥は、以前にも増して、自分を見失わないボクシングをするようになってきているのかな?と感じる。
この試合、ナルバエスと比べてスピードに勝る井上尚弥は、スピードを生かしたフットワークでヒット&アウェーに徹するだろう。
序盤に、強いパンチを叩き込んでペースを握る。
でも、倒せる感触がない。
そこで、無理をしないで冷静に状況を見極めてゲームを遂行しきれば井上尚弥が勝つ。
僕は、ちょっと青臭い所を見せてしまうが、井上尚弥が判定で勝つというのを想像する。

ナルバエスは、昔の記憶だがラッシャーだ。
いや、ラッシャーだった、、、という言い方が正しいか。
もう、40前のロートルに近いナルバエスは基本通りであるゲームを作って勝ってもきている。
左リードからゲームを作ってボディから相手を崩して行くやり方だ。

以前は、横の動きも悪くないので、サイドへの移行で惑わせていきながらボディ、フック・アッパーなどの曲線パンチから懐に潜り込んでいく。
入ったら、またボディ。
と、ラッシングを見せていく。

この部分が少なくなっている。
これがナルバエスの良さであったのに、だ。
このナルバエスの部分が、もし出るとしたら、井上尚弥が序盤からパンチを当て込んで、
「これなら、正面からでもイケる!」と勘違いした時だけが危ない。

そういう展開になると、
「あれっ?おかしいなぁー」という気持ちになってしまう可能性がある。

自分を律して、
距離を取って、
出入りの早いボクシング、
テンポも早いボクシングで煽れば勝利は「必然だった」かのように訪れるのではなかろうか。という予想だ。

そういう意味では、井上尚弥という人間の「心の強さ」を測れる試合になると僕は思う。

「井上尚弥のスピードとパンチ力は並じゃない!KO出来る!」
という意見がありそうだ。
僕は、スピードは文句なしだが、パンチ力は、そこまで言うものなのかは疑問視している。

KO率の話を持ち出したいわけではない。
散々書いているが、日本人の宿命的な柔軟性を感じないのです。
だから、パンチの打ち抜きもそこまで効いている印象はない。
フックの上下におけるダブル・トリプルに賞賛の声も聞くが、
膝の沈みも少ない。
筋力もすごいか疑問だ。
辰吉を見ると、本当に中南米ボクサーのような身のこなしを感じた。

井上尚弥は、破壊的なKOパンチャーではない。
フットワーカーのスピードスター型だ。
そのスタイルを昇華させようとしているのかなという思いで見てるので、井上尚弥を評価している。

今まで、いいパンチを打ち込んでも倒れない場面も多々あった。
強パンチに捉われがちだったスラッガーな傾向は減り、強弱もついてると思う。
というか、前回は練習みたいな試合だったかな?
井上尚弥やロマチェンコが拳を痛めたのは、
握り込みが甘いのだろうという話を友達と意見交換した。

スピードを優先しているから起きた事だと考えている。
握り込みが甘いパンチにはナルバエスが歳をおいたとはいえ、耐えられるだろう。
それだけ、スラッガー?KOパンチャー?からの脱却を図っているのかなという推測あり、もう一度言うが井上尚弥の判定勝ちを予想する。

ナルバエスが、昔のようなラッシャーだったら、もうちょっと楽しみなのだが、、、。

井上尚弥は、プロキャリアは少ないが、順調でもない試合はしている。
それが、ナルバエスが粘った時に活かせるだろう。

井上尚弥という人間力が試される一戦だ。
頑張れ、井上!
ーーーーーー
それと、話がそれますが、僕の以前のブログで書いたBLADEの優勝予想。
僕が、高橋幸光だと思ってる方が多いみたいだ。
僕は、書いたはずだ。
ヤスユキ選手の名が変に傷つかない負け方になるなら高橋幸光だ、、と。

この難しいトーナメント予想だが自信がある。
色んな偶然があったとしても、それ自体が必然だと考えている。
必然の優勝をするのはヤスユキ選手だ。
終わり