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僕は確か、中学生の時に見たはずのタクシー・ドライバーという映画が大好きだった。
(スコセッシ監督&デニーロのコンビによる昔の映画だ。デニーロは最高だ!中学生くらいのジョディ・フォスターの素晴らしい!)
あと、松田優作だ!
松田優作といえば、世間での認知度からすると、
「探偵物語」もしくは、
「ブラックレイン」だろう。
もちろん僕も、二つとも好きだ。
でも!僕の中では「野獣死すべし」だ!!
僕はすごいファンでは無いが、
これを観ていなかったら松田優作を好きとは言えないとさえ思ってる。
「野獣死すべし」における松田優作も凄まじい!!
それでも、千葉真一の大友勝利には僕の中では負けてるのかもしれない。
馬鹿馬鹿しさや、欲のままにただただ生きる姿に憧れを抱かされた。
煩悩の塊であり!
本能のままに生きる「煩悩の権化!!」
あと、キュートさもあるんですよね。
仁義なき戦いが好きな方なら皆が知ってる話を書いておきます。
この山中正治を演じる、北大路欣也。
大友勝利を演じる、千葉真一。
元々の配役は、逆だった。
山中正治を演じるのが千葉真一で、
大友勝利が北大路欣也だった。
だが、脚本を読んだ北大路欣也が、「僕には山中の方が合う!」と言い出した。
千葉真一はセリフも完璧に覚え、役作りもして、さぁークランクイン!ていう所だった。
で、千葉真一さんに配役を変える打診をするが、なかなか首を縦に振らない。
深作欣二監督が言った。
「この映画は、山中と大友が五分五分の関係まで持っていかないと成立しない作品なんだ!」
その他、色々の進言によって千葉真一を説得してみせた!
千葉真一も「今まではいつもヒーロー役であり、二枚目の役だった自分を消してやろう!」
と思ってOKしたそうだ。
当時は、少女雑誌の表紙に出ているアイドル的存在だった。
この時、実際に千葉真一さんは相当時間も無いなかで大友勝利を練り上げた。
自分を変えたいのもあっただろう。
けど!
内心は、「北大路欣也、ふざけんじゃねえ!」という怨念にも近いものが後々になって感じる。
そんな、ややこしさと素晴らしさが詰まった作品にタランティーノ監督も惹かれて、アメリカの深夜・映画館で流されていた「仁義なき戦い」を毎日見に行ってたとか。
相当なフリークであり、
千葉真一のファンなんですよね。
あと、いつだったか忘れたが北大路欣也さんは、
大友勝利を演じた千葉真一さんについて言っていた。
「僕は、あの千葉さんの雰囲気は出来ませんから。それは千葉さんも感じてたんじゃないかな?
大友は、俺しか出来ないって」
なんか、素敵だなと思った。
また、北大路欣也さんは、
「ゴッドファーザーは、いい映画ですよ。でも、絶対に、、、負けませんよ」とも言っていた。
僕は、ゴッドファーザーも好きだ。
デニーロ、アルパチ、コッポラも最高だ!
けど!!仁義なき戦いが勝っている!!!
このコミカルさ!
薄汚さ!
スピード感!
躍動感!
今を生きる飢えた若者!
もし、この映画を観ていない人がいれば必ず見た方がいい!!
北野武監督のアウトレイジ…あれは仁義なき戦いの現代風かつ北野武タッチのものだ。
北野武も「仁義なき戦い」が好きなのは有名ですからね^ ^
僕は言い切ります!
アウトレイジなんかより!!
仁義なき戦いの方が絶対に!面白い!!というのは約束します。
他の作品についても、また書くと思いますので、楽しみにしてて下さいm(__)m
田中×原、見る時間が無さそうだ。
というより、月曜日はK-1トーナメントだぁー!!!
ではー