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ランバーのパンチの連打からの右ローというおまけの一撃によるスリー・ノックダウンで1R勝利という完全なる勝利を手にしたランバー。
失礼を承知で書くが、山口元気さんはビックリして試合を出来ない状態になってしまってるという思いになった試合だった。
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試合の勝利後、ランバーはおどけてレフェリーに抱きついて、笑わせようとする。
その後に、腰を振って陽気に弾けるダンス!
セコンドからタイ国の国旗を肩からかけてもらって、リングの上を両手を広げて走っておどける。
そこから、側転を何度か行い、リング中央に向かって、定番のバンザイしながらのダイブという定番のパフォーマンスで締めたランバー。
あー、それにしても、勝利後にランバーにトロフィーを渡してるのは梶原一騎先生?真樹日佐夫先生?
多分、梶原一騎先生だろうな。
やっぱり、、、怖いなぁーσ(^_^;)
普通なら、日本軽量級の最後の砦というべき
「日本・黄金の左ミドル」
「無敗の天才」
と言われていた男が敗れたのだ。
それも、次元の違いを見せつけられた現実。
なのに、彼の試合における笑顔・パフォーマンスによって、キックファン達を愕然とした重い空間にはさせない。
ランバー・ソムデートM16は、本当のプロだ。
リングの上だけではなく、リングを上がる前から降りた後の盛り上げ方も全てエンターテイナーとしての極致を示していたから。
そして、この試合をより大きな一戦として盛り上げたのは山口元気の力と姿勢があってこそだ!
そんな二人のコントラストがあってこそなのは間違いない!!
「いや、K-1 J-MAXで大宮寺は、判定まで結構頑張ってたよー」
という意見があるかもしれない。
はっきりいって、あの二人のウェイト差は相当あったはず。
しかも、後半は余裕で遊ばれていた。
K-1では、「お馬鹿さんでもあるが、破壊の堕天使だ」とも煽っていた。
「堕天使」…この堕天使という存在はなんなのか今度考えてみたいな。
僕は、別にキリスト教徒でもないが、興味深いんですよね。
話を戻そう。
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山口元気さんはREBELSの番組内で、「僕は基本、目のいいタイプの選手なので、ブロックは動かして防ぐタイプだったのだが、ランバーのスピードの前に、ブロッキングが追いつかなくなってしまった。
そして、そのブロッキングが追いついても、パワーで吹き飛ばされた。
もう、音が"ブオーン"て聞こえた。
それで、慌ててしまって負けちゃった。
でも、それから他の試合で窮地に立たされてもガードをしながら
『あのランバーと比べたら、あれっ?余裕だなぁー』と思えるようになった。
そういうキャリアにつながってるいい勉強になった」
という語っていた。
また、「ソムデートは楽しそうに笑っているけど、目は全く笑ってない。
イッちゃってる目をしてる、殺し屋の目をしていた」
とも言っていた。
あと以前も書いたが、ランバー・ソムデートが全日本キックかKrushのリングだったか忘れたけど、
寺戸伸近とエキシビションをしたのを見たのは衝撃だった。
ソムデートは、40代になるくらいで修斗の王者だったくらいの時かな?
それが、どえらい現実を見せつけた。
友達三人で集まって見ながら、
「おいおい、寺戸は現役Krush王者だろ!?
ソムデートは強いのは分かるけど、これで若い頃に、ルンピニーでチャンピオンになってないのかよ!?」
って、友達と会話してた。
そんなバリバリの頃のソムデートと山口元気という二人の一戦が、YouTubeにアップされている。
非常に嬉しい事だ。
ボクシング・ファンでキックに興味がない方でも、見れば楽しめると僕は思ってます。
少し体重の軽かった頃のノニト・ドネアという野性の感性を見たときに、どこかランバー・ソムデートM16と被ったんですよね。
どちらかというと感性は、ナジーム・ハメド寄りなのかな??
スタイルは違うけど、何か思う部分はあるはずです。
そんな男に挑んだ、山口元気代表が、たまたま一回ブログを見てくれたのか?
コメントしてくれた事が、すごく嬉しくて長々と書きました。
有難うございますと、ブログにて改めてお礼を言わせてもらいます。
ありがとうございましたm(__)m
そしてあの日の後楽園は、見る限り満員ではなかったが、この試合を生で観戦した人達は「歴史の証人」です。
そんな中に、僕もいたかった。。。
最後に。
いつだったか、エキシビジョンマッチで、
山口元気、HAYATO、伊藤隆、スネーク加藤、増田博正、ランバー・ソムデートM16みたいな6人タッグマッチが行われていた。
素敵な空間だったんだろうな…。
みんなもキックを見ようぜ!
K-1、観に行こうぜ!!
BLADE、観に行こうぜ!!
終わりー!!