ボクシングを語る人間の数が、サッカーくらい増えればいいのに | おおおかのボクシングBLOG

おおおかのボクシングBLOG

ボクシング・格闘技観戦後の感想がメインです。


ブログランキングに参加しています。クリックお願いします


僕は、元々サッカーをちょこちょこ見てた。
そんな中でも一時期だけ、がっちりとサッカーを見ていた。
ベッカムが、"赤い悪魔"マンチェスターUで7番をつけていた時代からアーセナルが無敗優勝した、あの頃までだ。
{1ABD4ED4-C270-4CB1-8505-EACECAA6B4D5:01}
あの頃のマンUって、すごくかっこよかった。
サイドから崩すパターンがメインなのだが、両サイドの選手があまりにもタイプが違っていて、そこも面白かった。
ベッカムは、ポジショニングの良さで攻守に貢献する。
攻撃の時は、ワンタッチでの正確無比なクロスボールを上げる。
ここに合わせるのが、ツートップのドワイト・ヨークとアンディ・コールの黒人選手の二人だった。
このツートップの呼吸の良さは、なんなのだろうか?
{9DF6B5A2-53D5-46EB-8A65-A6E5B950CE15:01}
そしてベッカムの逆サイドは、"ジャックナイフ"ライアン・ギッグス!
切り刻むドリブル!
そして、シュート!
心臓部にいる中盤はポール・スコールズという得点能力も高い選手と、
キャプテンシーが抜群の"闘将"ロイ・キーン!
{9A03614C-B52E-43F3-9F68-127F83A30CED:01}
ベッカムとの、あうんの呼吸の右サイドバッカーであるギャリー・ネビル。
左サイドバッカーは、ベテランのデニス・アーウィンといういぶし銀が不動の地位を確立していた。
センターバックは、オランダの大型選手であるヤップ・スタム!
{392C60F0-E42D-4A7C-A92F-82C766BFCC61:01}
この相棒だけが、微妙だった。
ヨンセンもしくは、ウェズリー・ブラウンだった。
ゴールキーパーは、ピーター・シュマイケルという、この時代における世界最高のGKと言われていた。

そして、サー・アレックス・ファーガソンが監督としてチームの手綱を握っていた。
{DB477E32-E234-419B-A9D7-D66DD36F28E3:01}
正にこれぞ!
「赤い悪魔」という攻撃力・団結力が売り物だった。

そんな当たりのキツイ、プレミアリーグにおけるクラブチームの戦いを見てて、イマイチ国の代表戦のコンビネーションが落ちる試合を見ると
「うーん、クラブチームの方が強いなぁー。当たり前だけど…」
{9BB6021B-C88C-4C09-8F95-D33C3BD5B46F:01}
そんな思いを今までのワールドカップを見ながら感じていた。
でも今回は、そういう感覚にならなかった。
「やっぱり世界はスゴイな!」と思った。

僕は、日本代表の試合をそれほど見ていないけど、テレビによる煽り方にはウンザリしていた。
メディアで報道する内容と、
実際の現状はかけ離れていた事は容易に感じ取れていたからだ。

でも、今回の敗戦を目の当たりにして真実を見る事が出来るサッカーはいいなぁーと思う。
しかも、それを目撃した人間の数は、何万人という数だ。
スポーツ人口もすごく多く、ネットによる情報の交流量もボクシングとは比較にならない。
僕も下手だけど、フットサルをしていた時期があって、皆すごく日本代表を呑みながら厳しく語っていた。

「岡田を監督に据えると、システムが…」とか、
「なぜ、こんな親善試合をするのか?」
「なぜ、◯◯を試さないのか?」とか、色々語っていた。

僕は、心の中で
「やっぱり競技人口が違うなぁー。
世界ナンバーワンの競技人口スポーツだしなぁー。ボクシングも、こうなればなぁ…」
と思いながら、聞いてた気がする。
日本のテレビのニュース番組でも、野球やサッカーは、得点シーン・失点シーンを分析・解説をするのが当たり前。
そりゃー、レベルが高くなるわけだ。

ボクシングは、テレビで観戦出来ない試合がある。
例えば、先日観戦した藤岡奈穂子×川西友子は動員数・1000人強くらいだっただろうか…。
この試合は、面白かった!
{939D4202-4D6D-411D-A863-ABF68CEBCAF1:01}
だが、わずかな人しか観られない・語れない現実。
僕みたいに、語る人間の数はサッカーと比べると、タカがしれている。
悔しいですね!

おまけに、ボクシングという村社会(僕も含めて)の人間も多く、否定的なコメントを書くことも難しい。

僕は事実を曲げたくないけど、悪い点を書いて煙たい目で見られたくもない。
けど、本音を書きたいから書く。

冒頭に、サッカーの事を長々と書いた。
あれは、マンチェスター・ユナイテッドという名門チームにおけるわずかな歴史だ。
バスビー・ベイブスと呼ばれる選手たちの飛行機事故による歴史など…。
7番という背番号の歴史など、色々ある。

日本のボクシング界も黄金のバンタム級と呼ばれる歴史がある。
{C0A40C55-0080-4619-9CC6-2F214D631E15:01}
それ以外にも、色々な歴史がある。
藤岡奈穂子の歩む道は、女子ボクシングの新たなる歴史を築いているように思える。

また、それとは逆に亀田興毅の歩む道は、黒歴史だといっても過言ではない。

そういう歴史を踏まえて、亀田興毅については厳しく意見をさせてもらってます。
ご理解のほど、よろしくお願いしますm(_ _)m

{6BDEB89F-0E3E-4CDF-8C05-F7CEC44D7560:01}
なぜ、内藤大助だけ、あれだけ顔を腫れさせれたのだろう?
内藤大助は、別に腫れやすいタイプというイメージもないけどなぁー


最後に。
野球や、少し前の柔道のように!
優勝・金メダルが絶対命題となる様に問われる「お家芸」のように、ボクシングもサッカーもなれば、
批評こそが当たり前になって、ようやく日本も頂(いただき)に近づけるんじゃないですかね?
とはいっても、めちゃくちゃな罵倒はダメですけどね。
ワールドカップにおけるブラジル代表監督は、ドイツに大敗した翌日の新聞の見出しは、
「スコラーリ、地獄に堕ちろ!」
そういうのは見習えないですし、あり得ない。
恐い国民性だなぁー、と思った。
そんな感じです。
おわりー