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僕は、元々サッカーをちょこちょこ見てた。
そんな中でも一時期だけ、がっちりとサッカーを見ていた。
ベッカムが、"赤い悪魔"マンチェスターUで7番をつけていた時代からアーセナルが無敗優勝した、あの頃までだ。
サイドから崩すパターンがメインなのだが、両サイドの選手があまりにもタイプが違っていて、そこも面白かった。
ベッカムは、ポジショニングの良さで攻守に貢献する。
攻撃の時は、ワンタッチでの正確無比なクロスボールを上げる。
ここに合わせるのが、ツートップのドワイト・ヨークとアンディ・コールの黒人選手の二人だった。
このツートップの呼吸の良さは、なんなのだろうか?
切り刻むドリブル!
そして、シュート!
心臓部にいる中盤はポール・スコールズという得点能力も高い選手と、
キャプテンシーが抜群の"闘将"ロイ・キーン!
左サイドバッカーは、ベテランのデニス・アーウィンといういぶし銀が不動の地位を確立していた。
センターバックは、オランダの大型選手であるヤップ・スタム!
ヨンセンもしくは、ウェズリー・ブラウンだった。
ゴールキーパーは、ピーター・シュマイケルという、この時代における世界最高のGKと言われていた。
そして、サー・アレックス・ファーガソンが監督としてチームの手綱を握っていた。
「赤い悪魔」という攻撃力・団結力が売り物だった。
そんな当たりのキツイ、プレミアリーグにおけるクラブチームの戦いを見てて、イマイチ国の代表戦のコンビネーションが落ちる試合を見ると
「うーん、クラブチームの方が強いなぁー。当たり前だけど…」
でも今回は、そういう感覚にならなかった。
「やっぱり世界はスゴイな!」と思った。
僕は、日本代表の試合をそれほど見ていないけど、テレビによる煽り方にはウンザリしていた。
メディアで報道する内容と、
実際の現状はかけ離れていた事は容易に感じ取れていたからだ。
でも、今回の敗戦を目の当たりにして真実を見る事が出来るサッカーはいいなぁーと思う。
しかも、それを目撃した人間の数は、何万人という数だ。
スポーツ人口もすごく多く、ネットによる情報の交流量もボクシングとは比較にならない。
僕も下手だけど、フットサルをしていた時期があって、皆すごく日本代表を呑みながら厳しく語っていた。
「岡田を監督に据えると、システムが…」とか、
「なぜ、こんな親善試合をするのか?」
「なぜ、◯◯を試さないのか?」とか、色々語っていた。
僕は、心の中で
「やっぱり競技人口が違うなぁー。
世界ナンバーワンの競技人口スポーツだしなぁー。ボクシングも、こうなればなぁ…」
と思いながら、聞いてた気がする。
日本のテレビのニュース番組でも、野球やサッカーは、得点シーン・失点シーンを分析・解説をするのが当たり前。
そりゃー、レベルが高くなるわけだ。
ボクシングは、テレビで観戦出来ない試合がある。
例えば、先日観戦した藤岡奈穂子×川西友子は動員数・1000人強くらいだっただろうか…。
この試合は、面白かった!
僕みたいに、語る人間の数はサッカーと比べると、タカがしれている。
悔しいですね!
おまけに、ボクシングという村社会(僕も含めて)の人間も多く、否定的なコメントを書くことも難しい。
僕は事実を曲げたくないけど、悪い点を書いて煙たい目で見られたくもない。
けど、本音を書きたいから書く。
冒頭に、サッカーの事を長々と書いた。
あれは、マンチェスター・ユナイテッドという名門チームにおけるわずかな歴史だ。
バスビー・ベイブスと呼ばれる選手たちの飛行機事故による歴史など…。
7番という背番号の歴史など、色々ある。
日本のボクシング界も黄金のバンタム級と呼ばれる歴史がある。
藤岡奈穂子の歩む道は、女子ボクシングの新たなる歴史を築いているように思える。
また、それとは逆に亀田興毅の歩む道は、黒歴史だといっても過言ではない。
そういう歴史を踏まえて、亀田興毅については厳しく意見をさせてもらってます。
ご理解のほど、よろしくお願いしますm(_ _)m
内藤大助は、別に腫れやすいタイプというイメージもないけどなぁー
最後に。
野球や、少し前の柔道のように!
優勝・金メダルが絶対命題となる様に問われる「お家芸」のように、ボクシングもサッカーもなれば、
批評こそが当たり前になって、ようやく日本も頂(いただき)に近づけるんじゃないですかね?
とはいっても、めちゃくちゃな罵倒はダメですけどね。
ワールドカップにおけるブラジル代表監督は、ドイツに大敗した翌日の新聞の見出しは、
「スコラーリ、地獄に堕ちろ!」
そういうのは見習えないですし、あり得ない。
恐い国民性だなぁー、と思った。
そんな感じです。
おわりー