亀田復活?より、やることありませんか?JBCさん?Part2 | おおおかのボクシングBLOG

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以前、チラチラっと話に出しましたアメリカのアスレチック・コミッションについて知ってる範囲で書こうと思います(UFCのコアなファンの方がすごい詳しいんですよね)

アメリカって、ボクシングコミッションというものが無くて、ボクシングの管理をしているのは各州の「アスレチック ・コミッション」という組織なんですね。
各州にアスレチック・コミッションがあるのですけど、州ごとに若干の基準があって
、このコミッションの認可を取れないと興行が出来ないんです。
今のアメリカのプロレスは、日本と違って(なのか?)「エンターテイメント」だと公言しているけど、それでもコミッションの認可を受けないと興行出来ない厳格さがあるんです。

なぜアスレチック・コミッションが必要なのかは、一つは!

アスリート達の健康管理にも非常に厳しく、メディカルチェックで試合出場を強制的に停止させることも出来るからです。
(ステロイドやドーピング問題、MRIなどで脳腫瘍などのチェックもされてるわけです)

医療法として用いられてる(医薬品の中に含まれるマリファナ成分、テストステロン)などを使用する際は各選手がそれぞれの州ごとのコミッショナーに認可をもらわないといけない。
当然、認可する州コミッションと認可しない州コミッションも出てくる。
試合後に、ドーピング等で引っかかった選手は、○年出場停止!とコミッションが通達するわけですね。

これは、選手の健康面に関しての健全性を目指す形です。
よく出来てますよね?
それだけでは無いんですね。

もう一つは!
ジャッジ・レフェリーの資格認定なども行われています。
その認定されたジャッジ・レフェリーがその州で行われる興行で仕事をするわけです。
それでも不正な・不当な判定などもあります。
そうなった時は、そのジムがコミッショナーへ抗議し、
コミッション内部で情報収集、
そして試合を再度確認し、
無効試合に変更したり、
もし賄賂があれば、アメリカは罪が重い!
もし不正・賄賂などが無い場合としてもジャッジをする見識レベルが低いと認めた場合は、
○○判定員は、ライセンス取り消し・停止処分など行う。

もう一つは!
プロモーターの資格認定も行ってます。
また、試合の公正さを維持出来るように、コミッションが管理をする。
その事によって、有料での入場者数を確認して公開情報にしているんです。
ファイトマネーの開示も、コミッションが管理しているからです。
公正さを世間へ確認してもらうためです(PPVの売り上げ、スポンサー料などのギャランティはここには含まれないという事だから開示されて無いと思うんですね)。

あと、総合格闘技の場合は、ネバダ州アスレチック・コミッションが有名ですね。
先ほど書いた事と同様になりますけど、
健康管理、
レフェリー・ジャッジの公正な審査、
興行主は興行の概要、選手の報酬などの情報提示。

あと、ネバダ州が中心とされるのは、コミッションにより総合格闘技の統一体重制が作成されています。

米国の主要総合格闘技イベントである
UFC、Bellator MMA、WSOFなどが採用されていて日本では、
DEEP・パンクラス・VTJなども採用しているというわけです。

アメリカって、よく出来てますね。
それらを踏まえて、明日は日本の現状について書こうかなと思ってます。ではー