海のある街プロジェクト♪ | 熱闘工務店!!

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家づくりはチームプレー。目指すのは信頼と言う名のファインプレー。

『あいが、まんなか』な家づくり~日々の出来事~

『家づくりはチームプレー、

目指すのは信頼という名のファインプレー』

あいが、まんなか。

ひのき香房 無垢の城 大貫潤平です。



大貫建築が事務局である、

『海のある街プロジェクト』が動き出しました音譜
今回は気仙沼私立東陵高校で想いを届けてきました。
以下は東陵高校教諭、鎌田先生からのメッセージです。



「HOME」



1月30日、仙台を拠点に活動しているロックバンドのTHE YOUTEのボーカル、

中村マサトシ(維俊)さんをお迎えして、ライブコンサートを開催した。

中村さんは、昨年3月東陵高校野球部が

春のセンバツ甲子園大会に出場したことに感銘を受け、

「この街を照らす星空のように」という楽曲を作詞作曲した。


東日本大震災の被災地の気仙沼に、

色々な場所から甲子園を目指して集まった

東陵野球部のメンバーが、沢山の困難を乗り越えて

目標を達成した姿に感動し、自身も大きな力をもらったそうである。


その後、この楽曲は『海のある街プロジェクト』のチャリティソングとなった。

このプロジェクトは、「chance for children」というスローガンを掲げ、

被災地3県の子供たちの教育費を支援するものである。

CDの売り上げは全てプロジェクトに寄付されている。


ライブコンサートは、この楽曲の製作のいきさつと

プロジェクトに主旨をお話していただき開幕した。


そして一曲目はプロジェクトソング。


「この街を照らす星空のように」 中村マサトシ


「海を忘れて 生きてなどいけない
何を語る 寄せては返す『心』を持つ人よ

夢をえがいて 降り注ぐ光と陰
生きることも 諦めてしまいそうな時

思い出すこの街を 故郷と呼びたい

愛を失くして 生きてなどいけない
誰かのため自分のため 気づかせてくれる亡き人の面影

忘れがたきあの人を 家族と呼びたい

故郷おもいて ひとつにならずとも
ひとりひとりが ひとつひとつを
ひとつひとつが ひとりひとりを

繋いでいくことだろう 故郷のように

この街を照らす 明かりとなるどろう」






中村さんからは、
「この気仙沼がみんなの故郷になってほしい」
というメッセージをいただいた。

辛いとき、苦しいとき、思い出す場所。

そして、大きな挫折があったとしてもここに来ればパワーがもらえる、

元気になれる場所。

そう、それは「HOME」。


気仙沼が、そして東陵高校が生徒にとっての「HOME」で

あってほしいというメッセージだった。

中村さんには、その後、全6曲を熱唱していただいた。

「伝わる」そして「心に響く」時間が流れた。

中村さんも名取市で東日本大震災で被災した。

まだ電気も復活しない中で製作した楽曲が『アイ』。

その歌詞には、


「嘆き合い でも慰め合い
励まし合いながら助け合い
笑い合い 分け合い 愛し合い
ほらアイが溢(あふ)れている
そうアイで溢れてく

溢(こぼ)したいくつもの涙が
いつかこの街の景色を
希望に変えてゆくんだよ
今度は笑って涙しよう
僕らが生きているこの日々を
あなたを想うこの気持ちを
力に変えてゆくんだよ
明日への道を切り開こう」
とある。


今、自分たちが力を合わせて、新しい明日へ向かって、

全力で挑戦するその姿こそが希望なんだと感じた。

中村マサトシさん、熱いメッセージ、魂の歌をありがとうございました。


(東陵高校教諭 鎌田先生のメッセージから引用)


大貫 潤平