新札幌 北の大地 (味噌ラーメン)
普段の通勤には函館本線の「厚別駅」もしくは千歳線の「新札幌駅」を利用している。
基本的に帰りは厚別駅を利用することが多いのだが・・・・
この日は何気なく千歳線を利用してみた
新札幌駅で降りた時
「あれ?」
と思うことがあった
昼しか営業していない(と思い込んでいた)ラーメン屋「北の大地」の看板に明かりが点いている!
思わず飛び込んでしまった!
ずいぶん前から昼のほかに17:00~19:30も営業するようになっていたようだ
昨年の出張時は醤油を食べていたので、今回は「味噌」を注文
もやしなどの野菜を炒めたところにスープを注ぎ、味噌ダレ、ラー油(?)それとほんの少しの課長さんを中華お玉の上で手際よくブレンドしていく・・・
たった一人で切り盛りしているのだが、よどみなく調理は進んでいく
熟練の技を感じる
料金は前金制
あらかじめカウンターの上にお金を置いて完成を待つのがルールだ(おつりがあっても可)
かなりラード多目のそのスープは水蒸気が逃げないので湯気が立っていない
スープを一口・・・・・
う・うまーい!
てか、旨すぎ!(*o*)
火傷しそうなぐらいアツアツのスープが体全体に染み込んでいく
ショウガの香りがほのかに香り、食欲を増加させる
なんともいえない奥深い味わい・・・・・
麺は森住製麺の歯ごたえのあるタイプ・・・・のはずだけど、ちょっと今日は柔らかく感じた
それでも代表的な札幌ラーメンの麺という感じだ
野菜はモヤシが7割玉ねぎ2.5割・・・・白菜0.5というところかな
メインはあくまでモヤシ!
ラードでコーティングされたもやしがとても旨し!
夢中で食べ進んだ
いやーこのラーメンヒットだよ!
まさに札幌ラーメンの原点の味!
昔からの住人には
「昔からある普通の味噌ラーメンじゃないか」
と言われそうだが、逆にこう言いたい
「昔からのホントの味噌ラーメンって今では全然無いじゃないか!」
多目のラードに、アツアツのスープ・・・・・
ショウガやニンニクのスパイスが食べた後も体を保温する・・・
安いモヤシや地元で採れる玉ねぎでボリューム感を出し・・・
とんこつを中心とした高い食材を使わないスープ・・・
日本人の慣れ親しんだ味噌で味を調えて・・・
何より安くて美味しくておなかが一杯・・・・!
札幌の人間に受け入れられたのは当然の流れだったのだろう
その昔、北国の人々の冷えた身も心も温め続けてきた一杯はこういうラーメンだったはずだ
欅やジュンレン&スミレもいいけれど・・・
地元の人々に味噌ラーメンを受け入れさせてたのは間違いなくこういう味
原点を感じさせる味わいに大満足!
創業25周年と・・・
長く頑張ってこられた味に納得
「今日の一言」
冷え切った
体と心を
ぬくめて来