12月1日
サントリーさん主催の日本ワイン体感イベントにご招待頂きました。
この日頂いたワインは「日本ワインコンクール2015 」にて金賞を受賞したワイン4本。
このコンクール、主宰と後援を拝見する限りかなりオフィシャルなというか権威あるといいますか、なんかそんな感じ^^;。
この年の出品数752品の中で金賞受賞は何本なのですかと訊いたところ、十数本(約2%)とお答え頂いた。後で自分で調べたらこれは間違いで、752本中金賞は27本。今回テイスティングさせて頂いた欧州系品種に限ると315本中12本だった。この12本の内の3本と、ロゼでは唯一サントリーさんのみが金賞を受賞。モ○ドセレクションみたいに金賞乱発な訳ではなかった。
ただ審査員名簿を見ると、審査される側の筈のワイナリー側の人達が名を連ねている。本日ご招待下さったサントリーさんのお名前も。コンクールのHPでちゃんと肩書きも明記した上で「厳正かつ公正に出品ワインの審査を行いました」と書かれていますが、それでも釈然とする訳がない。
招待してもらっておいてこういう事書くのもなんですが、この辺は当ブログの性格上譲れない部分なもので。
ジャパンプレミアム 産地シリーズ①。青森県津軽産シャルドネ100%。裏のエチケットにも記してある通り、青林檎の風味が爽快に広がる。さすがは青森産。酸味とのバランスも良い。余韻には仄かな甘味が残った。
こちらは「登美の丘ワイナリー限定シリーズ」、自園産葡萄100%。メルロ65%、カベルネ・ソーヴィニヨン22%、カベルネ・フラン13%。ちなみに2013年の登美の丘は赤系品種にとってグレートヴィンテージなのだそうです。品の良いフランボワーズ香が口一杯に広がる。こちらも余韻は甘い。
このワインに関して何より印象的だったのは、隣のテーブルでラブワイン さんがこのロゼを絶賛していた事。何しろ私にとってロゼの最高峰であるシャトー・シモーヌを教えてくださったのが他ならぬラブワインさん。つまりはこのロゼはかなりのおススメに相違ないという事である。この日一番飲みが進んだワインもこちらでした。
ジャパンプレミアム 産地シリーズ②と③。
②は葡萄も醸造も長野県塩尻産。「青臭さ」「ハッカ菓子」と印象をメモっていた。最初のうちは正直痩せっぽちな印象しかなかったが、時間と共に落ち着いてきた。
③は長野県塩尻市岩垂原産のメルロなのだけれど、ワイナリーは登美の丘。2012年の塩尻もグレートヴィンテージとの事。こちらの方が甘くメルロっぽくて熟した感もある。こちらは定価8,000円ですか、値段はまさにプレミアム。
日本の最大手ワインメーカーの一つであるサントリーさん。ここで造られるトップ・キュベの味わいは、日本のワインが長年にわたって培ってきたスタイルを継承するものだと改めて感じました。
この日の会場は新宿野村ビルの土佐料理のお店、祢保希(ねぼけ)さん。金賞ワインとのマリアージュを考えた特別メニューをご用意下さっていました。
日本料理と日本ワインとの相性の良さを如実に感じる組み合わせの妙を楽しませて頂きました♪
どうもご馳走様でした。
サントリーワインインターナショナルの皆様、ご招待頂き誠にありがとうございました!
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