Grange des Peres  Vin de Pays de l'Herault

飲んだ日:2008/7/3
国・地域:仏ラングドック
Vintage:1998年
銘柄:Vin de Pays de l'Herault(赤)

ランク:VdP
造り手:Grange des Peres
輸入業者/購入店:(株)恵比寿ワインマート/カーヴ・タイユバン東京店(現La Vinee)
価格:\6,500
購入日:2002/11/22
飲み頃度/幸せ度:まだ早い/後悔(★★☆)


コメント:
所謂自然派のカテゴリに入れて良いワインなのでしょうか?だとすれば私にとってその手のワインに初めて触れたのがこちらのワインになります。99年のブルゴーニュ初訪問時にパリのワインショップで96年を購入したのが最初の出会いですが、その後9900 年、そして今回98年を飲んで、コンディション含めた味わいのバラツキを感じます(ちなみに国内での購入は全て同一店)。


今回の98年は、抜栓した段階で状態の良さを期待させるような、液面に触れる部分のみ深紅に輝く健全なるコルク。

独特のスパイシーな香りと共に注がれた液体は、ローヌのワインさながらの向こうを見透かす事が出来ない濃い赤紫色。味わいはというと、このワインの主体を占めるシラーとかムールヴェードルあたりの特徴が如実に現れている感じです。そしてとても強くて、まったく飲み進める気が起きない。ワインのコンディションは相当良い模様で、この日は2~3杯で切り上げました。

2日目は飲めず、3日目の朝再開してみるものの、相変わらずの寄り付き難さ。この日の夕刻になってようやく甘みが顔を覗かせ始めました。

結局飲み終えたのは4日目の夜遅く。いやぁ、参った、マイッタ・・・


今年度の優良コンディション大賞候補になりそうな状態の良さ。でもって飲み頃はまだ遥かに先のようです。

そもそも何故99年と2000年を開けていて、それ以前の98年が残っていたのだろうと疑問が・・・なるほど、パーカー・ポイント93点、飲み頃予想が~2015年ですか。ノーケアでした。

98年は も素晴らしかったし、南仏は結構良い年だったのかしら・・・少なくともこちらのお店で私と同じ98年を購入された方は、当面は封印したままの方がよろしいかと思います。
Grange des Peres  Vin de Pays de l'Herault