飲んだ日:2006/1/2
国・地域:仏ロワール
Vintage:2003年
銘柄:Cuvee KUNIKO(赤) ぶどう品種:ガメイ
ランク:VdT

造り手:Domaine des Bois Lucas
輸入業者/購入店:(株)コスモ・ジュン/(株)亀屋商店(Alcoholic Armadillo)
価格:\3,000
購入日:2005/12/30
飲み頃度/幸せ度:今でも十分に/美味しいよぉ~!(★★★)


コメント:
濃い赤紫、とても品のあるフランボワーズの香り、微発泡もしているが甘くジャミーな液体が若干の苦味と共にとても心地よく舌を潤します。ちょっと大人のガメイという感じです。


というか、重量級のガメイです、これは。ラピエールやテュエリー・ピュズラのワイン同様これまでのガメイという品種の限界を打ち破るような、中身の詰まったワインです。味わうべきワイン。

抜栓後12時間、苦味は昇華され凝縮された甘さはショコラのようにとろける液体へと変貌を遂げている。ガメイを見下している飲み手にこのワインを味わってもらいたい。その上でガメイを否定するようなら、もう金輪際ガメイを飲む必要はない、その位のワインと言っても良いのでは。荒削りなところもありますが、私的にはこれまで飲んだどのガメイよりも上質なワインだと感じます。
マジ美味しい。

アルコール度数14.5%。飲んでみるとアルコール感の高さは感じず、この度数が全て旨みの高みへと凝縮している感じ。先日飲んだキュベLISAもそうだが、ブドウの特徴というか良さというか、本当に凝縮されている。こういうのをモンスター・ワインというのではないでしょうか?

Domaine des Bois Lucas  Cuvee Kuniko