佐伯訪問記⑩―鶴御崎砲台No.2― | 大神回天基地ブログ

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太平洋戦争末期に出現した特攻隊。大分県日出町にあった人間魚雷「回天」の訓練基地・大神基地の歴史や基地設備及び「回天」の開発経緯・構造・作戦内容(神潮特別攻撃隊)を紹介します。また大神基地に関連した空母「海鷹」等の艦艇や使用武器について紹介もしていきます。

兵舎跡から更に左に曲がり上に登っていくと、いよいよメインの展望台が見えてきました。
 

 
木が伐採されていたので、すぐわかりました。
ドキドキものです。
 
 
石積とコンクリートの構造物が見えてきました。
旧陸軍の構造物の上にまたがるような形で展望台が作られていました。
 
 
しばらく歩くと旧陸軍の施設らしきものがありました。入り口には木の枠が残っています。
 
 
詳しい事は調べられていませんが、ここは展望所があったと言われています。
コンクリートの円柱がポツンとありました。
 
 
逆から撮ってみたところです。こちらがわから見ると入口付近に小部屋?物置?みたいなものがあったのがわかります。
画像ではわかりにくいですが、天井が陥没して青空が見えてました。
 
 
外側から見た様子です。
ただここには砲台があったとありましたが、残念ながらそれらしき跡はわかりませんでした。
 
 
近くには下に降りる階段がありました。
当時のモノかは正直なところ不明です…(^o^;)
 
 
展望台に登ってみました。
青い海に青い空!最高の景色でした!
 
 
展望台から見張所を見下ろしたところです。
穴があいているのがわかります。
 
 
 

自分が生で見たかった景色がこちらです。

岬には鶴御崎灯台があります。その奥は豊後水道です。
この景色を見た瞬間の感動は今でも忘れられません。登って来た甲斐があったと改めて強く感じました。
 
この場所に砲台を設置した理由がわかったような気がしました。