昔、家族で外食をすると決まって立ち寄る本屋があった。
自分は、幼い頃から本屋には縁があったようだ。
子供向けの雑誌か何かを買ってもらい、家に帰って読んでいた。
最近、ふと気づいたことがある。
それは、本屋に家族で行くことがめっきり減ったのではないか?ということだ。
そう思っていた矢先、おじいちゃんが二人の孫を連れて本屋に来ていた様子を目にした。
二人は思い思いに興味の湧いた絵本などを手に取っている。
なんだかとても懐かしい感覚を覚えた。
素直にこういう光景は、いいよなと思った。
幼い頃、家族と自然のなりゆきで本屋に行っていた記憶とリンクした。
今、自分は世代を超えて読み継がれている本を読んでいる。
そのきっかけは、このような原風景にあったのだと思う。
手を伸ばせば、すぐそこに本がある。
そんな環境をつくる役割が、オトナの僕らにあるように感じている。
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