学校の同級生というのは、本当に、不思議な存在…ですよね。
卒業後、長い長い時を経て会っても、しばらく話すうち、何十年と会わなかった時間が嘘のようにパーッとどこかへ飛んでいって、ず~っと知ってたような感じになります。
つい先日、そんな出会いが私にもありました。
それぞれに何十年の人生があり、みんながみんな違う道を歩いてきて、まさか東京の、初めて入る居酒屋で、再会するなんて…。
「あれ…?誰だっけ…」
クラスが違ったり別の科(4つの科があった)だったりすると、もうどこの誰だかよくわかりません。
「道で会ってもわからんよね~」
「わからん、わからん」と大笑い。
気が利く誰かが持ってきてくれた卒業アルバムをまわし見て、お互いの顔と名前を確認し合い、他の同級生たちや恩師の消息を知ることもできました。
私は、高校三年の自分の顔写真を久しぶりに見ました。ずいぶんとパンパンに真ん丸な顔でした。今より15キロも太ってたんですもの…。
集まったメンバーは、社長もいて、校長もいて、仕事辞めて悠々自適もいて…でもそんなこと関係ないんだ…な。
故郷の言葉で話がはずみ、丘の上の学校で過ごした三年間に、みんなで思いを馳せました。
もうはるかに遠い遠い、甘く懐かしい日々…。そしてまた、こうして元気に再会できた…。
卒業し、故郷を離れて就職して、いろんな人に出会い、いろんなことを乗り越えて、みんな頑張って生きてきたんだね…。
喋っているうちに時間はあっという間。
もちろん、というか、さすがというか、みんな焼酎をガンガン呑んで…。
今までなかなかそういう集まりに参加しなかった私だけど、今回のミニ同窓会は、みんなに会えて嬉しかった…。楽しかった…。ありがとう。私も頑張る。
みんな、木馬亭に「おののこみち」を観に来てよ~(^o^)/