Baby#1 忌野清志郎 2010.3.5発売 | 人間の大野裕之

人間の大野裕之

映画『ミュジコフィリア』『葬式の名人』『太秦ライムライト』脚本・プロデューサー
『チャップリンとヒトラー メディアとイメージの世界大戦』岩波書店 サントリー学芸賞受賞
日本チャップリン協会会長/劇団とっても便利

Baby#1 忌野清志郎 2010.3.5発売
タワレコ行って、買うくせにながなが試聴した。
ガッツーーンやねえ。
全部思考止められてとぼとぼ河原町歩いたよ。
世界をかち割るほどの衝撃。
キッマグレーーーーーとか。
「ヒロイン」はRC版より好き。
清志郎まじで帰ってきたんや。

ガツンと来たね。
今日聴いて良かったよ。
これを今まで聴けなかった世界はおかしい、というか、これが出て来るってまだ世界も捨てたもんやないというか。
これ読んではる君も聴いたほうがいいよ。
あなた、今日何してはりました?
ちゃんと命がけで勉強したり、仕事したり、恋愛したりしたかね?
いい加減に仕事して、いい加減にネットさわって、携帯触ってたんちゃうんか?
世の中ええことないなあとかうまいこと行かんなあとか嘆いたやろ?
そらそうや。
もっと素直にならへんからや。
もっと素直になって、僕の言うこときいて、「Baby#1」をすぐに買うて聴きなさい。
あれほど聴かなあかんと言うてたのに、自分には関係ないと思ってたやろ?
そこが君の浅はかなところや。
「Baby#1」を聴かへんところが、君のだいたいの失敗のもとやねん。
俺は今日聴いたぞ。
俺はこれを聴いて自分の浅はかさにまたもやショックを受けたぞ。
ぼく、もうすぐ新聞に大きく出ると思うねん、いや、もちろんええ話題やで。
でもな、清志郎さんはそういう話題の作り方とかしょうもない仕掛けとかせんかった人や。
俺は、軽いなあ。チンピラやわ。
ガツンといかなあかんなあ。
ガツンといきますわ。
そやないと、いい加減アホと思われるわ。

いやあ、とにかく予想越して傑作やね。すごい。パワーが。
まいった。