覚えてほしい言葉シリーズ「スコトーマ」。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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につづき、カウンセラーやセラピストなら

ぜひ知っておいてほしい言葉シリーズ。


今日は、

「スコトーマ」という言葉を

ぜひ覚えてください。


***


ではまず、下の図を。


1.左目を閉じましょう

(または手で左目をふさぎましょう)。


2.十字のマークを右目だけで見ます。


3.右目で十字のマークを見ながら、

(あくまで視点を置くのは十字のほうです)

視野の片隅に黒い丸をチラっと確認しましょう。


4.そのままゆっくりスクリーンに近づきましょう。


5.近づきながらも十字を見つめておきます。


6.すると一定の距離になると、

黒い丸が消えるポイントがあります。

そこがスコトーマ(視覚の盲点)です。


7.さらにそのままさらにスクリーンに

近づいていくとまたこの黒い丸は現れます。


***


スコトーマとは、

「盲点」を表すギリシャ語で、

もともとは、今の実験のように

網膜に画像が映らない部分を指す

眼科の医学用語だったようです。


それが応用的に使われるようになり、

心理学や脳機能科学の世界では、

「心理的盲点」として扱われるように

なりました。


人は、その時の自分にとっての

重要な情報を優先順位をつけながら

取捨選択して認識しています。


私たちは接する世界において、

すべてを見ているわけではありません。


意識が働けば働くほど、無意識のうちに

盲点が生まれ、自分が重要だと思う以外の情報を

受け取れなくなってしまう傾向があります。


日常において、


「見ていても、見えていない」


ということがしょっちゅう起こっています。

これを「スコトーマに隠れる」と言うのです。


***


どういう時に

スコトーマが起こりやすいのか?


それは、マッピングを通じてなら

簡単に見つけられます。


スコトーマを見つける過程こそ、


観察

 ↓

考察

 ↓

推察

 ↓

洞察


の過程なのです。


全国8会場で開催。



  ↓

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