便の色って、なぜあんな茶褐色なのでしょう?
それは、もともとが、赤血球の色だからです。
古くなった赤血球は、
肝臓や脾臓で破壊されて、
赤血球の中に含まれるヘモグロビンも
肝臓で分解され、ビリルビンとなります。
ビリルビンは胆汁色素とも呼ばれ、
胆のうに蓄積され、胆汁に混ざって
十二指腸へと分泌されます。
その後、小腸の酸度によって色が変わり、
さらには腸内細菌の作用を受けて、
形や性質を変えていくのですが、
いずれにしろ、ビリルビンの大部分が、
便の色をつけるのです。
逆に、ビリルビンが腸に排泄されなくなると、
便が白っぽくなってしまうので、
胆道や肝臓の病気の疑いの診断基準となります。
今日も便が茶褐色なのは、肝臓、胆のうが
ちゃーんと働いてくれている証拠。ありがたいですね~。
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便の色は、食べた物と全く違う色になって出てきますよね。
茶色系、黒色系、赤色系、緑色系、白色系…。
便の色は、腸に残された食べ物の状態と、
そして、胆のうの働き具合(胆汁色素の状態)とを表しているのです。
胆のう的才能3 色気がある
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