【病気は才能シリーズ】 15
おわりに、から本書抜粋版です。
人は一人で元気になれない。そして、一人で病気にもなれない。
私は、多くの病気は、その方の周囲の人間関係において生じる、と考えています。
病気のココロを読み解くとき、そこにはいつも誰かとの関係が浮き彫りになってきます。
しかし、それは悪い意味ではありません。
病気を否定的に見ない私の目からは、その病気を経て、
周囲の人との関係性が変わっていくことが、とても貴重な体験のように見えます。
その体験こそが、その人がその人らしく才能化する糧になるからです。
どんな病気もそうですが、私はその人が
「自分のカラダ、治ってよし」
と心底許可を出せるかどうかが大切だと思っています。
それは、今の自分の人生と、周囲の人間関係に対して、心底OKを出すということです。
すると、たとえ病気であっても、その人は健康になれます。
逆説的な言い方ですが、健康の定義とは、与えられた基準に当てはめられるものではなく、
自ら創りだすものだからだと思うからです。
あなたがあなたの人生にOKを出し、周囲の人々の記憶に残る人生を送れているなら、
あなたは健康です。きっとすでに、あなたのカラダは才能化しています。
そして、それは、あなたの周囲をも元気にしてしまう力になっているはずなのです。
つづく。
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