・・・・・其の二♪ | 、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

日々の何気ない出来事をの~~んびり書きとめてます。。
一年中熊本城を中心に
熊本市の史跡巡りをしています♪
冬は、ひっそりフィギュアスケートファン。。


、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

皆様こんばんは~~♪

其の一のタイトルが長すぎたので・・・

今日のタイトルは、「其の二」だけにしちゃったりぃです~(;^_^Aおほほ~♪



さて、お伝えしております

「くまもとじょうあとばぐやぐらおよびつづきべいふくげんせいびこうじ」

↑早口言葉かっ・・・・長っ(笑)


其の一では

瓦に名前を記したところまで書いたので

今日はいよいよ土壁塗りの様子を♪


その前に、

熊本城の概要を少し・・・・・。

ち~とカタイお話ですよ~(^-^)



ではでは、始まり~~~(^O^)


~城史~

この地に初めて城が築かれたのは

1467年(応仁年間)出田秀信が、

熊本城のある茶臼山の東端(現在の千葉城)

に築城したのに始まり、

その後、1496年(明応5年)に鹿子木親員が、

茶臼山西南の麓(現在の古城)に

新たに城を築きました。

1588年(天正16年)加藤清正が入国、古城(隈本城)に入城し、

1601年(慶長6年)現在の位置に築城を開始しました。

1607年(慶長12年)に新城が完成し、

隈本城を熊本城に改称しました。

築城当時は、大小天守閣をはじめ、

櫓49、櫓門18、城門29を数えた難攻不落の名城でした。

1632年(寛永9年)加藤家改易後、

細川忠利が肥後54万石の城主となり

その後、明治まで細川家の居城でした。

1871年(明治4年)廃藩置県により肥後藩は熊本県となりました。

1877年(明治10年)に起きた西南戦争により

天守をはじめ、本丸御殿など、主要の櫓は焼失し、

その他の櫓も、老朽化のため取り壊しになり

築城当時の櫓は、宇土櫓と、東竹の丸の平櫓群、馬具櫓などを

残すのみとなりました。

1960年(昭和35年)に現在の大小天守閣が復元されました。



~城郭の規模~


周囲約5.3km、面積約98ha

都市公園法による総合面積約56.3ha

文化財保護法による特別史跡約51.2ha



~復元整備計画~

これまでの熊本城の整備にかかる答申や報告、

提言や意見を踏まえて、

平成9年度に「熊本城復元整備計画」が策定されました。


30年~50年をかけて、加藤清正が築城した城郭全体を対象に、

往時の勇姿を復元するとともに、

市民や、観光のお客様に愛され、利用される整備を目指して

今、復元工事が進められています。

先に、平成元年(1989年)熊本市政100周年を記念して

数寄屋丸二階御広間が復元されています。



※(短期)第一期計画による復元完成建造物。

(平成10年度~平成19年度まで)

南大手門・戌亥櫓・未申櫓・元太鼓櫓(西出丸一帯)

飯田丸五階櫓(飯田丸一帯)

本丸御殿大広間(本丸一帯)

第一期総事業費=約89億円。




※第二期復元整備計画による復元予定建造物。

(平成20年度~平成29年度までの10年間)

馬具櫓及び続塀←今回の見学はここです。

平左衛門丸の塀(宇土櫓横)

西櫓御門及び百間櫓(御幸坂、飯田丸北側)

第二期総事業費=約23億円




※今後の復元予定建造物

竹の丸五階櫓・数寄屋丸五階櫓・御裏五階櫓・

櫨方三階櫓・北大手門




復元整備事業に役立てられるのが


復元募金「新・一口城主制度」です。


一期整備には12億6百万円あまりが寄付されました。


平成21年1月に再開された二期分の募金目標額は7億円。


平成25年3月31日現在5億3千万円が寄付されています。


ワタクシももちろん一口城主で~す♪(^∇^)








なんか・・・・・文章だらけで、頭が痛くなってきたのでぇ~・・・(笑)




そろそろ土壁塗りしよ~~っ♪(^O^)/お~っ!!


まずは櫓の土壁の作り方を・・・・・。←また説明かい~~~(笑)
、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

土壁作りは下地作りから始まります。

①小舞掻き(こまいかき)で、真竹を荒縄で編み、柱に固定します♪

②糊炊き(のりだき)壁材に練り混ぜる糊を調合して薪で炊きます。

貝灰(かいばい)と上スサ(じょうすさ)を調合しかくはんします。

③荒壁塗り(あらかべぬり)←ここを見学者が体験しました♪


、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

みんなで頑張りますっ!!青ヘルが次女☆
、、、りぃの、、「ケッカオーライ」
↑次女~~腰が入ってないぞ~~~(´0ノ`*)

、、、りぃの、、「ケッカオーライ」


、、、りぃの、、「ケッカオーライ」
荒壁用の土は発酵させてあるため独特な匂いがします。


それを手にたくさん持って

えいっ!!!
、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

思いっきり投げつけます!!!

、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

室内から見るとむにゅむにゅ出てきています。

この荒壁をしっかり塗りこんでおかないと土壁は長持ちしません。

、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

職人さんは見事な塗りっぷり♪素敵~~☆(´∀`)

次女も頑張るっ
、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

あ~~たたたたたたたた~~~(`・ω・´)ゞ
、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

内部はこんな感じ☆
、、、りぃの、、「ケッカオーライ」
荒壁塗りが終わると、

④斑直し(むらなおし)
、、、りぃの、、「ケッカオーライ」
再度下げ縄を編み込みながら斑を直していきます。

⑤中塗り(なかぬり)
、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

配合を調整した土を上重ねして仕上げます♪

⑥そして仕上げは漆喰塗り(しっくいぬり)。

櫓の壁塗りはたくさんの職人さんの手作業で行われます。

黒が基調の熊本城にアクセントを添える漆喰壁は

こうして作られていきます(^-^)





ここまできて、ワタクシの写真が一枚もないのですがwww

次女が壁塗りする間ワタクシが撮影係。

で、ワタクシの番になると次女は撮影どころではなく

必死で壁塗りしていたため

ワタクシの勇姿はありません~~(´・ω・`)

↑だれも見たくね~し~って言いましたね~?今っ(笑)



馬具櫓の完成は平成26年10月の予定です。
、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

清正公銅像の後ろに馬具櫓が見えるようになると

南側からの熊本城の眺めは

さらに美しくなります♪

櫓から東に続く長塀と共に

お城の顔になることでしょう♪

、、、りぃの、、「ケッカオーライ」


御幸坂を上れば、

、、、りぃの、、「ケッカオーライ」


、、、りぃの、、「ケッカオーライ」
加藤神社からは宇土櫓と天守閣(^-^)


これから、時代はどんどん未来に向かって流れていくけれど、

熊本城は、少しずつ築城当時の姿に戻っていきます。


今後も、見学会など、復元整備工事で

市民が参加できるイベントが開催されるときには、

どんどん参加して

天下の名城の復元の様子をお伝えできたらいいなぁ~(^-^)

と思っております♪



GW♪新緑のまぶしい熊本へ

いっぺん来てみらんね~~(*^▽^*)

木々も・・・・
、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

小さな花も・・・・
、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

夕陽も・・・・
、、、りぃの、、「ケッカオーライ」

きれい~かよ~~~(*^▽^*)



歴史豊かな美しいふるさとに感謝。



おしまい。。