パークストリートホテル (ジャヤワルダナ大統領生家) | まったりトラベラーの旅行ブログ

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まったりトラベラーの旅行記です。ホテルを中心に紹介しています。旅行に行っていない時は日頃の出来事や、気になったニュースについて書いています。

2014年1月2日、スリランカのコロンボの記事です!

前回の記事は「エキスポレール」です!



パークストリートホテル1


コロンボの中心部にあるパークストリートホテルにやってきました!

ここは築250年の住宅を改装して2007年にオープンしたホテルです!

パークストリートホテル2

泊まる訳でもないのにどうしてここを訪れたのかと言うと、ここは故ジャヤワルダナ元大統領の生家だからです!

ジャヤワルダナ大統領って知ってますか?

実は日本の大恩人なんですよ!

パークストリートホテル3

時は第二次世界大戦直後、サンフランシスコ対日講和会議においてセイロン(スリランカ)代表として出席したジャヤワルダナ大統領(当時大蔵大臣)は、こう演説しました!

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日本軍の駐留による被害や、生ゴムの大量採取による損害は、日本により当然賠償されるべきです。

しかし、その権利を行使するつもりはありません。

なぜなら、私達は仏陀の「憎悪は憎悪によって止むことはなく、愛によって止む (Hatred ceases not by hatred, but by love)」という言葉を信じているからです。
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パークストリートホテル4

それまで日本はアメリカ、ロシア、イギリス、中国の4ヶ国による分割占領案が有力でした!

ジャヤワルダナ大統領の演説が会場の空気を一変させ、日本の独立を尊重し、損害賠償を求めない方向へと向かったのです!

ジャヤワルダナ大統領がこの演説をしなかったら、あなたの住んでいる地域は中国領になっていたかもしれませんよ!?

パークストリートホテル5

この話、スリランカでは学校の教科書に載っているので、誰でも知っている話です!

日本では教わりませんよね?

私はスリランカへ旅行すると決めてから、スリランカの歴史とかを調べるうちに知りました!

この演説があったおかげで今の日本があるということを、もっと多くの日本人に知ってもらいたいです!

パークストリートホテル1

この壁に掛かっている絵の人がジャヤワルダナ大統領?かもしれません!

この話を知って、少しでもスリランカが身近な国に感じてもらえたら嬉しいです♪

パークストリートホテル2

ジャヤワルダナ大統領はその後、次のように語っています!

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日本が何故好きなのかと言うと、西欧列強に対して独自の存在を示しているからです。

それに仏教国だからです。

実際、サンフランシスコ講和条約締結後、日本はスリランカを本当に良く助けてくれました。
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日本はスリランカに対して多大な経済援助をしているのは事実です!

でもそれは、ジャヤワルダナ大統領の演説があったから、日本が独立国として残れたから、だから経済援助ができるのです!

これは日本がスリランカに富を分け与えているのではなく、スリランカへの恩返しなのです!

パークストリートホテル3

そんな想いを胸にこのホテルを訪れたものですから、感動も人一倍大きく感じました!

中庭のプールを眺めながらのダイニングテーブル、ここで朝食を食べたら気持ち良さそうですね♪

パークストリートホテル4

ホテルは中庭のプールを取り囲むようにロの字型の建物をしています!

住宅を改装したホテルなので全12室と大きくはありませんが、客室はコロンボで最も広いそうです!

パークストリートホテル5

時間に余裕のある方は、パークストリートホテルに泊まって、ジャヤワルダナ大統領に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか?



次回の記事は「ガンガラーマ寺院」です!



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