サロジンの運転手さんが、時間があるならぜひ見せたい場所があると言って、寄り道して案内してくれました！
2004年12月26日のスマトラ島沖地震に伴う津波でスマトラ島は壊滅的な打撃を受けましたが、その津波はここタイのカオラックにも押し寄せました。。。
日本ではあまり知られていませんが。。。
ここはその被害を残す屋外博物館で、海岸線から1kmも離れています。。。
タイ全土で8400名以上の方々が津波により命を奪われましたが、そのうち4500人がカオラックで亡くなりました。。。
タイで最も被害が大きかった場所です。。。
襲った津波の高さは10mと言われています。。。
内陸1kmの場所にも船が流されていることから、その津波の威力の大きさは想像を絶するものだったのでしょう。。。
当時の写真も残されていて、この船が本当に津波で流されてきたのだと、ようやく実感できました。。。
東日本大震災の津波から、まだ2年も経たない我々日本人にとっては、色々と想起させ、居るのも辛い場所ですが、こういう災難を思い出させてくれる場所は大切だと思います。。。
スマトラ沖地震から8年、カオラックは世界中から人々が集まるリゾート地として復興しました！
被災地の復興を応援するためには、ボランティアや義援金などの応急処置も重要ですが、こうやって遊びに行って、現地の人の話を聞いて、お金を落として、現地の人がいかに普通の生活・経済活動ができる状況に戻していくかが大切だと思います！
日本では被災地に遊びに行くなんて不謹慎だという意見も多いですが、欧米では被災地にレジャーに行くことは被災地復興の有効な手段だと認識されていて、意識的に被災地をデスティネーションに選ぶ方々もいらっしゃいます！
私も少し、そんなお手伝いができたかな？
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