本来の在り方

私たちの本質は、広大無辺で静寂であり、生命力に満ち溢れている。しかし多くの人は小さくまとまり、喧騒に翻弄され、生命力も枯渇してしまっている。

私たちは何か別のものに、特別なものに成ろうとする必要はない。本来の在り方に戻ればいいだけだ。しかしそのことに気づかず、トランスフォームしようとしてしまう。そうすればするほど、本質を見失うことにもなりかねない。

「ありのまま」とは本来の在り方であることだ。「これが私だ！」と自己主張することでなく、好きなように振る舞うことでもない。

この本来の在り方であることが自由だ。何でも思うがままに生きることが自由ではない。もちろん自分の好きなように生きるのがいい。本来の在り方がベースにあって、それで生きるのがいい。