まずは現在学んでいるジオメトリックヒーリングで、オーラやチャクラを浄化し、その後瞑想を行なった。
ヒーリングの効果がかなり出たようで、Mさんは仕事の疲れがすぐに取れ、体の痛みもあっという間に消えていったと、相当喜んでいた。
瞑想もそれなりに深く入っていったのだが、ヒーリングの効果がやはり自覚しやすいのだなと、改めて思った。
oshoは現代人は最初から静かに瞑想しようとしても難しく、浄化をまずは行なってからでないと瞑想できないと説き、浄化を伴う瞑想法を数多く考案した。
ヨガでは伝統的なやり方ではすぐに瞑想せず、まずは心身を整え、呼吸を整えた後に瞑想する。
密教では本格的な瞑想に入る前に、加行という瞑想の準備にあたる修行をじっくりと行うのが、本来のやり方である。
近頃瞑想が少しづつ社会に認知されるようになってきて、それはそれで良いことだが、多くの人がいきなり瞑想に取り組むのは、効果が出ないばかりでなく、危険な場合もあると危惧される。
色々なものを抱え込んで瞑想すると、瞑想どころではないばかりか、下手すると精神的に大きなブレを生じかねない。
瞑想に取り組むには、きちんとした指導が必要だし、瞑想できるための心身の状態に整えておく必要がある。このことをもっと瞑想する人は認識しておくことが大切だろう。