それでもまだ疼痛があるのだが、先生の言うには「骨がくっついても、それですぐに痛みが消えるわけではなく、特に問題はない。順調に回復してきている」とのことだった。
それを聞いて少し安心した。なかなか痛みが完全に消えないので、何か問題があるのかもしれないとまで思っていたが、どうやら普通のことらしい。
肋骨の怪我は、なんともしようがなく、放っておくことになる。そして自然治癒力で自然に癒えていくのを待つしかない。
日本人は薬好きらしく、多くの人が薬に頼るらしい。だが薬を飲みすぎると、免疫力が弱まるともいう。免疫力が弱まるとは、自然治癒力の低下にもつながるだろう。
私は薬を滅多に服用しない。怪我をしてすぐは毎日鎮痛剤を飲んでいたが、今ではほとんど服用しない。
薬が必要な場合はあるが、飲みすぎると色々副作用がある。そして人の自然な在り方から遠ざかるような気がする。
自然治癒力を働かせるには、文明の利器にあまり頼り過ぎず、余計なことをしないのがいいようだ。