4月に中華圏で一斉にリリースされたA-Mei張惠妹(アーメイ)の「你在看我嗎」。張恵妹 名義では07年の「Star」から4年ぶり。名義を変えてRockに挑戦した「阿密特」から2年ぶりの16枚目のAlbumである。
正直、コンスタントに出す中華圏のアーティストが減っている中、Topに君臨してコンスタントにリリースしているのだから、A-Meiの評価はもう他の人の追随をゆるさない別格なポジションなりつつある。
アルバムは、すごくイイアルバムだなっと思ったら全曲Jim LeeがProduceに参加してる。なるほどっ!!
アルバムは阿密特で挑戦したRockを取り入れつつ、Jim Leeの得意とするR&B要素も取り入れつつ、全体をA-Mei 張惠妹らしいPopsで納めている。というかA-Mei 張惠妹 Popsの枠を広げた内容になってる。もちろん今までのA-Mei 張惠妹もいろいろなジャンルに果敢に挑戦していたが、どちらかというとアルバム全体でジャンルが変わり、それが売上に比例し、結局マスコミから売上数で人気を評価されてしまうという状況になっていたが、今回のアルバムでは上手く幅広く、近年のアルバムの中ではジャンルが広く感じる。
このジャンルの広さを肯定させるのは、曲順かな。Slowな曲から初めてUPな曲で終わる。通常の流れの逆で収録されているのは、歌唱力のすごく数多くの名曲バラードをもちつつ、ステージでは歌って踊るA-Mei 張惠妹ならでは。
個人的には先行となった「都什麼時候了」も「他們」も好き。「我最親愛的」なんか絶対みんなから好まれる曲だと思うし。で、アゲアゲな「你在看我嗎」「來鬧的」「渴了」も好き。
やはり、A-Mei 張惠妹のアルバムにハズレはないと痛感してしまう1枚。
張惠妹 - 他們
張惠妹 - 渴了