Solo sporty なSaya。衣装はadidas協賛です。
Saya張惠春の03年10月に出たソロアルバム「solo」。 賛否両論となる前に “聞くor聞かない” に分かれるアルバムだろう。
僕自身Janet Fanだけにこういう言い方は大嫌いだが、Sayaは台湾だけでなく、全中華圏で大きな影響をもつA-Mei 張恵妹の妹。9人兄弟の末っ子(Janetと同じ)。社会現象となったA-Mei現象の中、従姉妹と“阿妹妹”(アーメイメイ。A-Meiの妹という意味)としてデビュー。しかし、軽い誘いを受けて入った芸能界に阿妹妹の二人は疑問を持ち、契約を解消し彼女達は芸能界から身を引く。その後、彼女は3年間のブランクの後、彼女はTVドラマで覚悟を決めて復帰する。このドラマでの演技は後にゴールデンベル賞で最優秀助演女優賞を受賞している。
このアルバムは“Soloとして活動する”.“R&Bをする”といったコンセプトがしっかり出来たアルバムだ。大衆的なR&Bの「想你」、Nice & Slowな「沙唖」、「I love you so」のような濃く決して大衆的ではないR&Bもある。A-Mei には出来ない濃いR&Bを、アジアらしくメロディーで軌道修正しリリースし、のびのび行っていて、彼女の”プロ意識”を認識できる。楽曲的にはLandy 温嵐よりR&Bが強いと思っていい。
今SayaはF4のJerryと共に台湾版「白い巨塔」に出演している。夏からリリースが遅れているアルバムも、そろそろリリースされるのだろう。急がなくていいからこの「Solo」のような質の良いアルバムを作って欲しい。