許せない

被災地にボランティア等活動していく中で、毎回変わらない激烈な感情を再確認する。

今回は震災が起きてからずっと持ち続けている自分の感情を書きます。

一言で言うと『敗北感』

世間では震災、津波の被害は『天災』だからどうすることもできなかった。。。仕方なかった。。。と自然の猛威に太刀打ちできない人間の弱さを認めてしまっている。

俺はそれを認めたくない。俺の価値観を世間に求めているわけではない。

悔しすぎて、天災から人々を救えなかった自分に怒りがこみ上げて止まらない。

一人残らず救いたかった。自衛隊の方々もそう感じている人が多いだろう。

可能性がゼロじゃないから。。。

震災時その場にいなかった自分の運の無さを心底呪う。

一人でも多く助けられた可能性を拭えないから。

震災から一日も欠かさず体を鍛えてる。

次も救えないなんて絶対に許せないから。

これほどの敗北感は人生で初めてだ。

結婚したばかりの夫婦、生まれたばかりの赤ちゃん、入学式を待ちわびてた子供たち。。。

亡くなった人達が何をした？

天災だからしょうがなかった？

ふざけるな

救えなかった自分の無力さ、しかし天災から人間を救うのは人間しかいない。

無力さに打ちのめされている暇は無い

人間が諦めたら勝てるわけが無いから。

俺は死んでも諦めない。

今俺にできることは復興しかない。

被災地外の多くの人は震災のことを忘れていつもの日常に戻りたい人が多いだろう。否定はしない。

しかし俺は一時も忘れないことを誓う。

被災地の人々よりも復興を諦めず、継続することを誓う。

そして多くの人が気持ちだけでなく、行動してくれることを願う。

気持ちは、最後は必ず人の手から人の手に届くものだから。

活動してます。
ご賛同いただける方、一緒に支援していければと思います。

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