「さつき」のような会社になろう
日付変更ギリギリのアップ
今日は朝からさきほどまで、濃い1日でした。
今日はすべてを書けませんが、今日以降のブログで少しづつ紹介していきます。
昨日の最後に書いた、「天下一の桜」と言われる高遠の桜を午前中に見てきました。
雨の月曜日ですが、たくさんの人出
(地元の人に言わせると、今日はかなり空いているとのことですが)
約1500本の桜は圧巻
しかも高遠の桜(コヒガンサクラ)の色は白というよりもピンク
今日は雨空でしたが、青空だったらもっときれいなんでしょうね。
この時期だけで30万人が訪れることに納得です。
11時過ぎに伊那食品工業さんに到着
藤原さんと塚越会長との対談(打ち合わせ)がありましたが、
すぐに良い雰囲気で話が盛り上がり、こちらもほっと安心・・・
午後1時から、かんてんパパホールをお借りしての「視察勉強会」
あいにくの雨でしたが、会場へ向かう時に・・・驚きました!
しっかりと案内板があって、しかも雨の中、案内をしてくださる伊那食品工業の社員さん
こちらからは何もお願いもしていませんでしたが、この社員さんの他にも数名の方が
何か所かに立っていて、来る参加者を誘導してくれていました。
「さすが伊那食品さん」のひと言に尽きます。
かなり強い雨の中、長い時間、ありがとうございました。
初日の内容は、塚越会長の講演、そして質疑応答
これまでの経営について熱くわかりやすくお話しいただきました。
今日のテーマにもしましたが、
大きくなくても毎年きれいな花を咲かす「さつき」のような会社になろうと
社員さんたちにいつもお話しされているとのこと
「大きくなるよりも、強い、いい会社になろうと決めた」
「会社が健全に永続することが価値。永続するためにを全ての軸にする」
「どうやったらより快適になるかを常に考える」
「悪循環は、ケチから始まる」
「性善説に基づく経営・・・その方が効率が良くなる・・・しかし一定レベルになるまで教育は必要」
「社員教育は精神論だけではなく具体的に教えることが重要」
またこの勉強会はただ聴くだけでなく、参加者にも考えたり話し合ってもらうこともいつもしていきます。
意識の高い方々が参加してきていますから、話もずいぶんと盛り上がっていましたね。
その後、質疑応答の途中からは、菓匠Shimizuの清水さんにも登壇していただき、
「夢ケーキ」や「エクアドルのカカオ農園で働く貧しい子どもたちに日本から
チョコレートを持っていった話」をしてもらいました。
清水さんが話の中で、これまで自分が活動してきたきっかけが、
塚越会長から教えられた言葉から生まれていると紹介してくれましたが、
その言葉がまた強烈でした。
「お金にならないことに命をかけているか」
「誰かの不幸せの上に成り立っている幸せは幸せではない」
塚越会長はじめ伊那食品工業の社員のみなさん、清水さん、本当にありがとうございました。
たったまだ半日ですが、この勉強会の参加者(95名)には相当大きな学びになったことと思います。
5時半に初日が終了。
実は、6時からは会場を駅前の「いなっせ」に移して、「信州伊那・地域経営研究会」
藤原さんに特別講演をお願いしました。
こちらも研究会メンバーなど60名以上で会場は満員
藤原さんも熱く熱く、地域のひとりひとりから日本を再生していく時であると
話してくれました。
そして懇親会へ
みんなも話が止まりません・・・
伊那はやっぱり「素晴らしき経営のメッカ」です。