Charlie Hunter- Songs from the analog playground | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Street Sounds feat. Mos Def
2.Rhythm Music Rides Again
3.Mighty Mighty feat. Theryl De'Clouet
4.Mitch Better Have My Bunny
5.More Than This feat Norah Jones
6.Desert Way feat. Kurt Elling
7.Run For It
8.Spoonful feat. Theryl De'Clouet
9.Close Your Eyes feat. Kurt Elling
10.Percussion Shuffle
11.Creole feat. Mos Def
12.Sunday Morning
13.Day Is Done feat. Norah Jones
 
Charlie Hunter(8-string guitar)
John Ellis(tenor saxophone)
Chris Lovejoy(percussion)
Stephen Chopek(drums)
 
Produced by Charlie Hunter & Joe Ferla
Engineered & mixed by Joe Ferla
Assistant engineer: Reuben Kaller
Recorded at Water Music, Hoboken, NJ
Mixed at River Sound, NYC
Mastered at Sony Studios by Mark Wilder
 
チャーリー・ハンターのアルバムです。
 
ジャズファンク(というよりも、個人的にジャム系サウンドのようなイメージもあります)系のギタリストの中でもその音楽と演奏、特異性で評判の高いギタリストだと思いますが、このアルバムでは全13曲中8曲でゲストボーカリストを迎えています。
 
カート・エリングはジャズボーカリスト。セリル・デ・クロウはジャズファンク(もしくはジャム系)バンド、ギャラクティックのボーカル。モス・デフはラッパー。大人気のノラ・ジョーンズは説明不要ですね。
 
ドラムやパーカッションが気持ちよく決まる明るく活発な曲はあまりなく(チャーリー・ハンターの作品事自体に言える事かもしれませんが、明るく開放的な曲はこのアルバムでも少ないと思いました)、ダークで怪しげな雰囲気の曲が多いように思いました。サウンドや演奏、ボーカルのわざもあると思いますが、ミスマッチな印象はありませんでした。
 
このアルバムは2001年リリースなのでノラのデビューアルバム発売前になるのですが、今はノラを探していてこのアルバムを見つける、という事もあるかもしれません。ノラが歌った2曲はともにカバーですが、なかなかいいと思いました。
 
もちろんボーカルなしの曲も聴き応えがあり(ここまでボーカリストをフューチャーしなくてもよかったのではないかと思う事もあります)、曲名の通りにパーカッションをフューチャーした10曲目やソロギターの12曲目、他にも2や7などはなかなか面白かったです。
 
日本盤には解説と英語の歌詞、翻訳付き。ボーナストラックがあるわけではないので、それらが必要なければ輸入盤でも良いかと思います。
 
チャーリー・ハンターをこれから聴き始める方にこの作品は薦めづらいですが、ボーカルがフューチャーしてあるものから聴き始めるというのも、もしかしたらいいかもしれません。
 
Charlie Hunterの公式ページはこちら
 
Songs from the Analog Playground/Charlie Hunter Quartet