Michael Gerber - This is Michael Gerber(1994) | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Geishu
2.Madrid Surrender
3.Las Olas
4.Equinox
5.She'll Let Me Know
6.Irregardless Of You
7.Donna Lee
8.Continuum
9.Sara
10.I Hear A Rhapsody
11.Reachin'
 
Michael Gerber(acoustic piano)
Gil Goldstein(accordion & synth 1,2,3,4,5,8,9)
Mike Stern(electric guitar 4,8,10)
Toninho Horta(guitars & vocal 3)
Romero Lubambo(acoustic guitar 1,2,8)
Armando Marcal(percussion 1,2,3,8)
Rudi Berger(violin 6)
Kenny Davis(acoustic bass 3,6)
Danny Gottlieb(drums 3,6)
 
Produced by Gil Goldstein
Co-produced by Neil Weiss
Assisted by Veronique Gasnier
Recorded at Centerfield Studio, N.Y.C.
Recording Engineered by Tom Swift
 
Michael Gerberのアルバムです。
 
ジャコ・パストリアスつながりで名前を覚えている方もいるかもしれませんが、選曲にも彼の曲が複数入っていたり、Special thanks to my friend Jaco Pastrius...という一文を見つけたりと特別な思い出や気持ちがあるのだろうと思いました。
 
サウンドのイメージはジャズやフュージョンというよりニューエイジに近いものがありましたが(特に1と2)、3や8ではブラジル風イメージの演奏も聴かせています。
 
良くも悪くも参加ミュージシャンの存在感が強すぎて(特にギル・ゴールドスタイン)、誰が曲に参加しているかで決まってしまうような感じも強いですが、参加ミュージシャンのように強烈な個性は感じないとしても、Michaelは悪いピアニストではないと思います。
 
何曲目に誰が参加しているかを見ていただくとわかるように、変則的な組み合わせになっている事が多いです。7と11はソロピアノ。11はジャズというよりソウルやゴスペル風イメージのもので、なかなかいいと思いました。
 
悪い作品ではないと思いますが、さほど強く推薦したいと思う作品ではありませんでした。
This Is Michael Gerber/Michael Gerber