支える → 寄り添う | ワンセルフカードの広場

ワンセルフカードの広場

ワンセルフカード認定トレーナーによるワンセルフカードを使ったセミナーや講座の情報広場です。

ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。

ここ数日、ある写真を探していましたが、
今日の帰り道、
私の執念(?)が天に届いたのか、
たまたま立ち寄った東急ハンズの
ポストカードのコーナーで発見!

↓(下記の左側)

これは今月初めに参加した
「がん哲学外来」の講演会 
座長の樋野興夫先生(順天堂大医学部教授)が
スライドに映し出していた写真。

小さい女の子と大きな象が隣同士で座る後姿は
微笑ましい中に
大切なことを教えてくれていますね。

樋野先生曰く


「小さい子供が大きな象を支えることは

 現実的にはできません。

 でも子供でも象に寄り添うことは出来ます
 
 これは医療従事者も同じではないでしょうか。

 がん患者さんの悩みや不安を聴くことは出来ても
 すべてを支えることは出来ないのです。
 でも寄り添うことなら可能です。
 
 そのベースに流れるものは
 客観的な数値の情報ではなく、
 ではないでしょうか」。

私が痛感するのは
自分ががん患者として過ごした年月の中で
「支えてあげる」のエネルギーを浴びせられて
本当に嫌だった
ことが何回かありました。

ですのでこちらの認定講座でも
その「支えてあげる症候群」に陥らないように
注意して実はテキストを書き、
カリキュラムを組みました。

「支えてあげる」なんて
大上段に構えるのではなく、
隣にさりげなく寄り添う、

そんなセラピストやトレーナーを
今後も育てていきたいと改めて思います。

最後に上述の樋野医師の本の中の
「言葉の処方箋」をご紹介。



”寄り添う心には
 言葉を超える喜びを
 互いにもたらす力がきっとある。” 

~『いい覚悟で生きる』樋野興夫:著(小学館)より~


この写真を入れて飾るための
素敵な額縁を
明日から探しますわ~!
今後はオフィスにいらしたら
この写真を見て下さいね~。

【補記】メモ 
(1)会社のHPを4/21付で更新

 
(2)
認定トレーナーの開講日程 を3/27付で更新

(3)ワンセルフカード セラピスト認定講座、 
   およびワンセルフカフェの詳細はこちら

(4)本部の
公開講座のカレンダー 

(5)この内容とは別の視点で
綴るカードの作者、

   中本雅子のブログ