ここ数日、ある写真を探していましたが、
今日の帰り道、私の執念(?)が天に届いたのか、
たまたま立ち寄った東急ハンズの
ポストカードのコーナーで発見!
↓(下記の左側)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150426/22/oneself2012/a8/fd/j/t02200124_0800045013288042284.jpg?caw=800)
これは今月初めに参加した
「がん哲学外来」の講演会 で
座長の樋野興夫先生(順天堂大医学部教授)が
スライドに映し出していた写真。
小さい女の子と大きな象が隣同士で座る後姿は
微笑ましい中に
大切なことを教えてくれていますね。
樋野先生曰く
「小さい子供が大きな象を支えることは
現実的にはできません。
でも子供でも象に寄り添うことは出来ます。
これは医療従事者も同じではないでしょうか。
がん患者さんの悩みや不安を聴くことは出来ても
すべてを支えることは出来ないのです。
でも寄り添うことなら可能です。
そのベースに流れるものは
客観的な数値の情報ではなく、
愛ではないでしょうか」。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150426/22/oneself2012/70/a6/j/t02200124_0800045013288042282.jpg?caw=800)
私が痛感するのは
自分ががん患者として過ごした年月の中で
「支えてあげる」のエネルギーを浴びせられて
本当に嫌だったことが何回かありました。
ですのでこちらの認定講座でも
その「支えてあげる症候群」に陥らないように
注意して実はテキストを書き、
カリキュラムを組みました。
「支えてあげる」なんて自分ががん患者として過ごした年月の中で
「支えてあげる」のエネルギーを浴びせられて
本当に嫌だったことが何回かありました。
ですのでこちらの認定講座でも
その「支えてあげる症候群」に陥らないように
注意して実はテキストを書き、
カリキュラムを組みました。
大上段に構えるのではなく、
隣にさりげなく寄り添う、
そんなセラピストやトレーナーを
今後も育てていきたいと改めて思います。
最後に上述の樋野医師の本の中の
「言葉の処方箋」をご紹介。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150426/22/oneself2012/5b/9f/j/t02200315_0242034613288043861.jpg?caw=800)
↓
”寄り添う心には
言葉を超える喜びを
互いにもたらす力がきっとある。”
~『いい覚悟で生きる』樋野興夫:著(小学館)より~
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150426/22/oneself2012/3a/63/j/t02200124_0800045013288042283.jpg?caw=800)
この写真を入れて飾るための
素敵な額縁を明日から探しますわ~!
今後はオフィスにいらしたら
この写真を見て下さいね~。
【補記】
![メモ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/131.gif)
(2)認定トレーナーの開講日程 を3/27付で更新
(3)ワンセルフカード セラピスト認定講座、
およびワンセルフカフェの詳細はこちら
(4)本部の公開講座のカレンダー
(5)この内容とは別の視点で綴るカードの作者、
中本雅子のブログ