タイ バンコク チャオプラヤー川
カオサン通り(カオサンロード)から少し西へ10分くらい歩いていくと、プラ・アーティット通りに出る。そして、そのすぐそばにチャオプラヤー川が流れている。そこには、バンランプー船着場と、プラスメン公園がある。プラスメン公園は、私が旅に出てからしばらくの間、毎日通った公園だ。
そこでは緑が生い茂りカオサン周辺のオアシスと言えるほど、ゆったりとした時間が流れている。比較的小さい公園ではあるが芝生の上でごろ寝しているひともちらほらとみかける。
近くにはレンタサイクルもあり、ここで自転車を借り、街に繰り出すことも可能だ。
屋台やコンビニでご飯を買って、ここで一人、川を眺めながら食事をする。すずしい風がほほをなでるように過ぎていく。なんて贅沢な時間なのだろう。
チャオプラヤー川の畔には、ベンチが設けられ、優雅に川をみながら、食事をすることも可能だ。
定期船や遊覧船がチャオプラヤー川のあちこちに停泊しており、また行き交い、人々を街に送る。そんな日常の光景を眺めていると、何故か心の中が浄化されていく。
もちろん、チャオプラヤー川自体は、そこまで綺麗な川ではない。どこにでもある、水の濁った大きな川ではある。だが何故かそこにいると心が安らぐ。