犬と散歩 | ⋆

わたし、犬と生活したことはないのですが

動物や生き物がすきです。


歩調をあわせて、ふんわかイキイキと人間と犬が

一緒に散歩していると、とても和みます。


ぐぁっ!!!


犬が無理やり引っ張られてたりすると、こころが痛みます。

痛むというか、憤りを感じ…。


前に自転車で若い女性なのに、ひっぱってて

「ちょっと、犬がいたそうですよ」っていってみたら

「うるせー」と言われたり(爆)。


犬優位だと、もう力とか躾とかの問題だろうと

さほど気にならぬのですが(笑)。


わたしが、想うより。

犬は、大好きであろうご主人と一緒に

散歩できて、しあわせなのかもしれぬ…。


とはいえども…ふふふ。


S I N G - O N  『 え ん 』
























今日は以前見かけたことのある、短足犬を連れた60才位のおじさん。

ぐいぐいひっぱってて、その引っ張り度がひどかったので、憶えていた。


前のほうに見えて、

なんか…犬を叩いたか??

通り過ぎる人が振り返っている。


しばし、???でいたが、

あ、ぶった!

手綱の自分の持っているほうを、鞭のようにして。


…(静寂)。


雨のなか、おっちゃん目掛けて、ダッシュ。

あーあーわたし、と妙に客観視しているもうひとりの自分の声。


余談ですが、

いつも、キドキして何かやってる(やろうとしている)自分を

後ろのほうから観察している自分がいる。


後ろの自分が優位なのか、本当は冷静なのか、そうじゃないのかわからない。

いいのか、悪いのかも、わからない。


能楽師の、「演じている姿を後ろの目で観ている」ような

舞台にのめり込んでしまわない、覚めた目というカッコいいものではなく…。

 ※能(世阿弥)の『離見の見』


ダッシュの間。


へんな人だったらどうしよう

→でも、人が周りにいるし大丈夫。


などと、短い間に様々な想いが走馬灯のように駆け巡るも…。


「ちょっと、あなた」

声を掛けていました…ははは。


「足の長さが違うから(遅くて当然)。

 散歩大変でしょうけど…(←冷静)。

 かわいそう!」


かわいそう、って言葉もなんだろな…と想いつつも

やっぱ、もてるもので一生懸命やってるのに、それをわかっていないのが、なんかなぁと。


単純に足の長さの差をわかっていないのをすごく教えたくて。

そしたら、遅いこともわかるだろうし。


厚かましいのは、承知。

おっちゃんは、ちゃんと私の目を見たけど、「大丈夫だから~」と去ってゆきました。


わたしは犬の背中を見て、

大丈夫? とココロの中で、訊くしかなかった。


本人(犬)はどうか、本当のトコどう感じているか分らんけど、

やっぱ傍から見てても、ほのぼのしてる関係であってほしい。


こうやっても自己満足なのか、どうなのか…むずかしいけど。

部外者っていったらそうだろうし…。


足並み揃えて、一緒に生きてってほしいなぁ。


とぼとぼ帰るときに、「おちょこ」になった折り畳み傘(走ったときの・苦笑)と、

こっちを見ているおばちゃまに気付くも愛想笑いも出ず…。



●おちょこ君と遷都クンのうるわしき握手
S i n g - O N  『 え ん 』


また今度見かけたら、私、おっちゃんを散歩つれてこうと想います♪

いえ、おっちゃんと散歩してみようと想いました。


ふはははははははははあはははははは……!