東京都豊島区の燃えるゴミ処理場に行ってきました。
あの煙突は210メートル。
サンシャイン60の屋上の上を煙が通るように設計したらしい。
詳しくは↓で、見学会を申し込んでみてくださいませ。
http://
ゴミ収集車が落としてゆく【ごみバンカ】の中。
小さいですが…ちまちま、つぶつぶしている下の白いものはゴミ袋です。
手(UFOキャッチャー)のようなクレーンが
上(写真左右端)にある焼却炉の口に運びます。(まさに、ぬいぐるみみたいに)
その前に、下でよく混ぜるのです。
湿気がたまり、単純に水分を吸ったままだと、燃えにくいからです。
ちなみに、トイレに流したモノたち。
下水処理場 のゴミって、どうなるか知っていますか。
結局、乾かして、燃えるゴミにするのです。
乾かすのに、すごく時間がかかるのです。
極力、流さないことを決めました!
自宅はともかく、他の場所は臨機応変にですが(笑)。
韓国のように、ゴミ箱に捨てるように。
※韓国は、水圧が低いので、流すと詰まるそうなんですが
丁度考えていたことを、実行しているので、勇気が出ました?!
焼却炉の中の模型です。
最初、発火させるのには、ガスバーナー550℃を使用。
そして、ゴミ自体が燃えて、600℃まで上がるそう。
燃やして、灰になるはずが「ならなかった物体」。
そう、つまり…燃えないゴミを混ぜたために塊になってしまった、
主に衣紋かけ(ハンガー)です。
あのクリーニングなどに使われている、鉄のハンガーです。
フォークも入ってる。
あるとき、機械が止まったらしく、原因がこの塊。 実際は5メートル程あったらしい。
ちなみに、作業員の方は毎日ボイラー(45℃の部屋!!)で
クリップやホッチキスの針も、とりのぞいています!
そのくらいでは、止まらないだろうということですが、念の為だそうです。
すごい! ガラス越しからだけど、すんごい暑かった…。
昔、A社で。
ホッチの針を分別したくて、集めていたのを思い出しました(笑)。
周りも持ってきてくれて。
笑いつつも協力してくれましたね。感謝!
結局、あれは…水のりで固めて、マニキュアを塗り、星型オブジェに。
大切に、3つ飾ってあります(〃∇〃)↓
今もやっています。
この職場ではわたしくらいしか、ホッチの書類をさばく人がいないので
机の中にしまい、ひっそりやっていたのですが、最近協力者いることを知りました(/ω\)
…と、それはおいといて…。
灰になったゴミ(ここで20分の1)は、電極を使い、550ボルトの電流を流して
さらに3日かけて1200℃で溶かすとのこと。
これで、2分の1。
ゴミ40分の1!!!!
スラグという、例えばアスファルトの材料になったりします。
(床材料とか、いろいろ用途があるみたいですが)
しかし。
このスラグも…あふれている。
どうなるか、といえば、燃えないゴミの埋立地へ……。
燃やしても、完全にはなくならない。
やはりゴミって、なるべく出さないということが
大切なんだと改めて想いました。
日本のこんな技術をもってしても、40分の1しか小さくならない!
と、思ってしまふ…。
このご時世に生きて、簡単ではないかもだけど、
ちょいと切り替えるだけで、案外難しいことでもないだろう。
それは、ちまちまとやっていって
一人暮らしだけど、2週間に1度のゴミ捨てを実行出来たから。
野菜などの生ゴミは切ってすぐに冷蔵庫に!
切った直後はきれいなんで、それのまま皿にのせて、水分を飛ばす、と。
水分がなければ、匂わないです☆
ちなみに。
ニュージーランドかどこかの一般家庭では
1ヶ月にサッカーボール1つだけで、すんでいるそうです。
じりじり、理想に近づきます。
割り箸や、ペットボトルが悪いわけではない。
もちろん、私は「使い捨て」というのが好きではないのだけど、
便利だったり、用途によっては使うときもあるし、それはそのときでいい。
けれど、
こういう後のコト(ごみになる)を考えると、使い捨てのものを減らしたいと思います。
作るばっかりの企業も、買うばかりの消費者もどうだろうか。
どっちが悪い、なんて責任なすりつけあってるけど、アホくさ。
現状を知って、自分がいいと思うことを行動するしかない。
とにかく、この現代技術でさえ、ゴミは燃えきらないのです。
灰・スラグが残って、海を埋めているのです。
大地も海も空も、人間もすべてが大切。
共生できるように、やるっきゃないべ。