清掃工場見学①可燃ゴミ | ⋆

 
東京都豊島区の燃えるゴミ処理場に行ってきました。

あの煙突は210メートル。
サンシャイン60の屋上の上を煙が通るように設計したらしい。

詳しくは↓で、見学会を申し込んでみてくださいませ。
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/kengaku/kengaku.htm

ゴミ収集車の後ろにクレーンの手↓が見えます。

『 え ん 』 の 言 葉


ゴミ収集車が落としてゆく【ごみバンカ】の中。


小さいですが…ちまちま、つぶつぶしている下の白いものはゴミ袋です。

いっぱいです。

『 え ん 』 の 言 葉


『 え ん 』 の 言 葉


手(UFOキャッチャー)のようなクレーンが
上(写真左右端)にある焼却炉の口に運びます。(まさに、ぬいぐるみみたいに)


その前に、下でよく混ぜるのです。
湿気がたまり、単純に水分を吸ったままだと、燃えにくいからです。


ちなみに、トイレに流したモノたち。

下水処理場 のゴミって、どうなるか知っていますか。


結局、乾かして、燃えるゴミにするのです。

乾かすのに、すごく時間がかかるのです。


極力、流さないことを決めました!

自宅はともかく、他の場所は臨機応変にですが(笑)。


韓国のように、ゴミ箱に捨てるように。

※韓国は、水圧が低いので、流すと詰まるそうなんですが

 丁度考えていたことを、実行しているので、勇気が出ました?!


『 え ん 』 の 言 葉


焼却炉の中の模型です。


最初、発火させるのには、ガスバーナー550℃を使用。
そして、ゴミ自体が燃えて、600℃まで上がるそう。

『 え ん 』 の 言 葉

燃やして、灰になるはずが「ならなかった物体」。


そう、つまり…燃えないゴミを混ぜたために塊になってしまった

主に衣紋かけ(ハンガー)です。

あのクリーニングなどに使われている、鉄のハンガーです。
フォークも入ってる。


あるとき、機械が止まったらしく、原因がこの塊。 実際は5メートル程あったらしい。

ちなみに、作業員の方は毎日ボイラー(45℃の部屋!!)で
クリップやホッチキスの針も、とりのぞいています!


そのくらいでは、止まらないだろうということですが、念の為だそうです。
すごい! ガラス越しからだけど、すんごい暑かった…。

昔、A社で。

ホッチの針を分別したくて、集めていたのを思い出しました(笑)。

周りも持ってきてくれて。

笑いつつも協力してくれましたね。感謝!


結局、あれは…水のりで固めて、マニキュアを塗り、星型オブジェに。

大切に、3つ飾ってあります(〃∇〃)↓


S i n g  O N - E N


今もやっています。

この職場ではわたしくらいしか、ホッチの書類をさばく人がいないので

机の中にしまい、ひっそりやっていたのですが、最近協力者いることを知りました(/ω\)

…と、それはおいといて…。


灰になったゴミ(ここで20分の1)は、電極を使い、550ボルトの電流を流して
さらに3日かけて1200℃で溶かす
とのこと。

『 え ん 』 の 言 葉


これで、2分の1。

 

ゴミ40分の1!!!!


スラグという、例えばアスファルトの材料になったりします。
(床材料とか、いろいろ用途があるみたいですが)

しかし。

このスラグも…あふれている。


どうなるか、といえば、燃えないゴミの埋立地へ……。

燃やしても、完全にはなくならない。

やはりゴミって、なるべく出さないということが
大切なんだと改めて想いました。

日本のこんな技術をもってしても、40分の1しか小さくならない!

と、思ってしまふ…。

このご時世に生きて、簡単ではないかもだけど、
ちょいと切り替えるだけで、案外難しいことでもないだろう。

それは、ちまちまとやっていって
一人暮らしだけど、2週間に1度のゴミ捨てを実行出来たから。


野菜などの生ゴミは切ってすぐに冷蔵庫に!

切った直後はきれいなんで、それのまま皿にのせて、水分を飛ばす、と。

水分がなければ、匂わないです☆

ちなみに。
ニュージーランドかどこかの一般家庭では
1ヶ月にサッカーボール1つだけで、すんでいるそうです。
じりじり、理想に近づきます。


割り箸や、ペットボトルが悪いわけではない。

もちろん、私は「使い捨て」というのが好きではないのだけど、

便利だったり、用途によっては使うときもあるし、それはそのときでいい。


けれど、

こういう後のコト(ごみになる)を考えると、使い捨てのものを減らしたいと思います。


作るばっかりの企業も、買うばかりの消費者もどうだろうか。

どっちが悪い、なんて責任なすりつけあってるけど、アホくさ。


現状を知って、自分がいいと思うことを行動するしかない。


とにかく、この現代技術でさえ、ゴミは燃えきらないのです。

灰・スラグが残って、海を埋めているのです。


大地も海も空も、人間もすべてが大切。


共生できるように、やるっきゃないべ。