4月4日緊急預かりの子猫たち!! | Animal Life Saver

Animal Life Saver

福岡県大牟田市を中心として、どうぶつ愛護活動をおこなっている団体です

こんばんは。スタッフの河野です。


4月4日の夜9時過ぎのことです。

「今朝、外の子猫がカラスに突かれていた。1匹は連れ去られたみたいで姿が無い。1匹は足を傷つけられている。もう1匹は元気みたい。母猫の姿はない。そちらで保護していただけるのですか?」という電話がありました。


「私たちは、管理センターなどに持ち込まれて殺処分されると決まった子を預かることはあるけれど、個人の方からの引き取りはしていない。一般の方から全てを引き受けていたら、会が崩壊してしまう。どうにかそちらで保護してもらえませんか?」
といつもどなたにもするようにお答えしました。


その方は「それはできない。できないからそちらに連絡した」と。



今その子たちどうしているんだろう。もしかしてまたカラスに連れ去られたかも。お腹も空いているだろう、母親もいない、傷も痛いだろう、まだ生きているのだろうか?もうその場で息絶えているかも...。

頭の中でそんなことを考えて...。
「会では引き取らない」と言ったけれど、聞いてしまった以上、その子たちのことが気になって仕方ありません。
しかも一刻を争う事態です。


「取り敢えず代表に伝えて折り返し連絡します」と言い一旦電話を切りました。



代表に伝えると言ったものの、今、私たちの会で、4時間おきに授乳が必要な乳飲子をみる余裕は到底ありません。



石村さんに電話しました。
予想通り、返す言葉がない様子でした。
先日の「紙袋に入れられて捨てられていた子」の時と何も変わらない。
会のメンバーとしては断ってほしい。
でも私個人としては「助けよう」と言ってほしい。


「まだ生きているなら、自分が今から引き取りに行く」と石村さん。

先日のお願いから、2組のミルクボランティアさんが一応心構えしてくださっています。
その方々にお願い出来るかも知れないということでした。



そして、先方に会で引き取る旨伝えると、
「どこか近くまで連れて行っても構わない」と仰いました。


待ち合わせ場所で子猫2匹を受け取った石村さんが、送ってくれた写真です。


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きれいな白い子ですが、ひとりは右足はをカラスに食いちぎられています。

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かなり出血した跡があります。脱水になって血も止まったとみられます。

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もうひとりは元気です。



連絡をくださった方に、つい感情的になり強い言い方をしてしまいました。

その方が捨てたわけでもないのに。

見て見ぬ振りができず、やっと私たちに辿り着いて連絡して来られたのに...。

でも、やはりご理解頂けず努力してはもらえなかった事が悲しい。


子猫は丸々していて、ノミもいません。恐らく、飼い猫の産んだ子たちかと思われます。



母猫の飼い主さんへ

1匹はカラスにさらわれてしまいましたよ。
目だって開いていたし、とても怖くて痛くて苦しかったでしょう。
もう1匹は出血が酷く、多分助からないと思われます。
幸運だったのは、ひとりだけでした。
この子たちはまだこの世に生まれて来て一ヶ月も経っていません。
こんな目に遭うために生まれて来たのではないはずなのに、罪もない命に、あなたがやった仕打ちです。



石村追記

上記、4月5日に作成途中だったこのページを、石村が引継いで書いています。
足を負傷した子猫は6日午前1時頃逝ってしまいました。
苦しんで苦しんで、最後だけそっと眠る様に逝ってしまいました。


最期に寝かし付けた姿のまま永眠しました。


とても可愛い子でした。片足無くても、育てばきっと素敵な飼主さんと出逢えたでしょう。


一匹だけ残った元気の良かった子は、授乳可能な手慣れた貰い手さんに、本日(4月7日)トライアル開始いたしました。



怖い目に遭い、2日間怯えていましたが、昨夜からはスッカリ馴れて、ミルクも催促する様になっていました。

こうした兄弟は、直ぐに貰い手さんがあります。
怪我する前に早急に誰かが保護して、ホンの少しの間、預かってくだされば、みんな幸せにできたハズでした。

それなのに・・・。

捨てる人が、もちろん一番悪い。
でも、発見した方も、ぜひとも助ける努力をお願い致します。
早く助ければ、こうした犠牲は防げました。

それなに・・・。

保護してくれる誰かが見つかるまで放置するなど・・・。
何ひとつ努力は試みられずに、私たちになんとかして欲しいというご相談はやめてください。
このままでは、保護動物を押付ける方々に、当会は崩壊させられてしまいそうです。

先日からの乳飲みの子猫と今回の兄弟のお世話で、当会の預かり猫たちのケアや、他の作業に重大な支障が起きています。

押付ける方々の生活が、私たちの預かり動物たちよりもどれだけ大切だというのでしょう?
ご自分たちが、私たちよりどれだけ忙しいとお思いなのでしょう?

何も努力できない人間なんていません。
何もしようとしなかっただけです。

負傷した動物や遺棄された子犬子猫を発見された方々へ、本当に心から、どうかよろしくお願い致します。
見付けた方が、なんとか助けてあげてください!!

アドバイスやご相談は、全力を持って対応させて頂きます。
どうか本当に、よろしくお願いいたします!!


【連絡先】

石村 090-2392-5091
animal-life-saver@docomo.ne.jp 

岡村 090-1921-5133

animal-life-saver@ezweb.ne.jp 

河野 090-2510-6041
animal-life-saver@i.softbank.jp


※今後ともご協力を

どうかよろしくお願い致します!!

 

【振込口座】
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番号  5139791
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※申しわけありません。
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「アニマルライフセーバー」まで、
よろしく願い致します

また、同時にスタッフを募集しています。
ご協力いただける方や
愛護活動に興味のある方は
お気軽に
上記の連絡先までお問い合わせください。