銀座レカン、高良シェフに来ていただいて、講習会開催。 | 大森 由紀子のブログ

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フランス菓子・料理研究家、大森由紀子が日常の美味しいを綴るブログです。

銀座レカン、改装中を狙って?総料理長の高良シェフにエテルネル会(教室の元生徒さん&現生徒さん向け秘密の会。笑)向け、料理講習をお願いしました。シェフ、調理中もず~っとおしゃべりしてくれて、軽く冗談も!?しかし、さすが「料理王国」主催の若手世代の料理人投票で2位に選ばれただけあって、目からうろこの調理理論も展開。フランスの食文化の歴史的なお話しも面白い!前菜の「ズワイ蟹とアボカドのカネロニ仕立て」にはキャビアが。シェフいわく、右利きのお客様には、メインとなるものは(今回は)アボカドのカネロニ仕立てを)左に置く、これが基本ということです。左利きだったら右。そんなお客さん情報もレカンでは大切だとか。主菜は「鶏もも肉のヴィネガー風味」デザートは、フルム・ダンベールをふんだんにつかったムース。これにとトリュフオイルで香りづけ。お教室終わって一人でキッチンにいると甘いバターの芳香が漂っています。あ~、これぞフランス料理。高良シェフの年代のシェフたちは、従来のフレンチとフランスを超えたフレンチの狭間時代シェフ。でも、ぜひ伝統をつないでいってほしいです。シェフ、美味しくて美しいフレンチをありがとうございました。あ、レカンの再オープンは、6月だそうです。