さてさて、ヴェニスから電車でフィレンツェに移動。
夕方着。夏にフィレンツェ一人旅したばっかりなのに、
また来ちゃった。
ということで、
「じゃあ、この町はおかーさんにまかせるから。」
と娘に言われ、「オッケー。じゃ、6時半くらいまで
やってるアカデミア美術館でダヴィデの像見よう!」
とカンだけを頼りに歩きだしたのはよかったのだが、
だんだん道が怪しくなり、「大したことないね、
お母さんの記憶力もY(>_<、)Y」と今度は娘に先導され、
歩き出しました。しかし、彼女は、アカデミアのほうに
向かって歩いているふうなんだけど、微妙に違う・・・。
なんと、事前にチェックしていたらしい、
ジェラート屋に行こうとしていたんですよー。
そこが、私も夏に来て感動した「カラベ」という
お店だったのでした。
なかなかカンがいいぞ、わが娘!
ということで、フィレンツェで最初にしたことは、
「ジェラートを食べる」ことでした。
2ユーロの容器を選んで、3種類のジェラート
の盛り合わせをオーダー。安い!
そのあともいろいろ食べましたが、このカラベの
ジェラートは、本当にナチュラルな風味で
軽い。ほっぺたが切れそうなくらい寒いのに、
ジェラート食べられちゃうから、不思議です、この国は。
アカデミア美術館は、実はカラベから歩いてすぐ。
フィレンツェの美術館は、ほとんど撮影禁止なので、
ここで写真をはさむことはできないんですけど、
ダヴィデの像は、想像していた以上に大きくて
娘もびっくり。高さ6メートルです。
彼女は、ダヴィデの”うなじ”の線に
ぞっこん。「本当にすごいね、このうなじを
翌日は、1日あったので、日本から予約しておいた
ウフィッツィー美術館を皮切りに、あっちこっち
時間の許す限り見学。横になってますけど、
この写真は、ウフィッツィーの最上階にカフェが
があり、そこで撮ってもらったもの。向こう側に
見えるのは、ヴェッキオ宮殿です。
ウフィッツィでは、なんといっても、ボッティチェリの
「ヴィーナスの誕生」そして、ダ・ヴィンチの
「受胎告知」を見るのを楽しみにしていた娘。
「へ~、天使さま、すてきな腕輪しているね、当時の流行?」
「あのね、お母さん、天使や神様に流行とかないから・・・っ!」
「そっか。」
こちらは、ガリレオやミケランジェロ、ダンテなどの
墓碑が並ぶサンタ・クローチェ教会
その内部。
夏には、時間切れで訪ねられなかった、
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局。13世紀から
続くお店なんですよね。中世の修道院で
作られたそのままのレシピのリキュールや、
メディチ家のために開発されたリキュールなんかも
ありました。ちょっと興味ありましたけど、今回は、機内に
持ち込める小さいスーツケースのみで来たから、
さてさて、前日は開いていなかったため、
フィレンツェを去ろうとするその日の
朝8時半にドゥオーモのクーポラに上ることに。
またまた一番乗り。
寒かったー!でも、それがまた現実感があって
気持ちよかったです。
フィレンツェの町を一望。
500段以上の階段はけっこうきびしかったけど、
上って行くと、クーポラ内部の壮大なフレスコ画
「最後の審判」を真近に見ることができるのです。
ちょっと恐い絵もあって、迫力!
ということで、10時半発の電車まで
まだ時間あるし、汗かいたから?
ジェラートでも食べよっか。
と二人で開いているジェラットリーを見つけて、
またまたジェラートをほおばったのでした。
ジェラートに始まり、ジェラートに終わったフィレンツェよ、
次また来る日もジェラートか・・・(°Д°;≡°Д°;)
なんて、この後、ローマでどんなことが起こるかも
知らずに、のんきに詩ってますけど、ダイジョブ?
明日は、そのショッキングなローマ編です。