グローブについて | 西岡利晃

グローブについて


みなさんボクシングの試合で必ず目にするグローブ


日本で行われている試合はほぼウイニングというメーカー


日本が世界に誇るボクシングメーカーです


メイウェザーやパッキャオもトレーニングで使っていますね


品質が素晴らしいので、長持ちし拳を痛めにくいです



では試合はというと、みんないろんなブランドのものを使っていますねぇ


エバーラスト、レイジェス、グラントなど


最近では対戦相手と違うグローブを使うこともありますね


このグローブって、メーカーによって握りや厚みが全く違っていて、試合に大きく影響するものなんです




ボクサーにとって大切なのが握りやすさや、フィット感


人それぞれで、まったくこだわらない選手もいますが、私にとっては非常に重要でした



拳の部分が薄ければ、相手に当たった時はより効くけれど、パンチをもらったら自分も効いてしまいます(笑)


ナックル部分が厚いと、自分を守るのにいいですが、相手に当たった時大きなダメージを与えることが
出来ません



私も日本で試合をしていた頃は、もちろん日本製のウイニングで試合をしていました


キャリアを積むに連れて、


「オレも海外製のグローブで試合してみたいなぁ」


と思うようになりました



その理由は、やはり小学生の頃から本場ラスベガスでのボクシングを観ていたからです




レイジェスやカサノバ(マニアックですね)のグローブやヘッドギアでトレーニングやスパーリングはしていました



レナード ⭐︎ハーンズ ⭐︎ハグラー ⭐︎デュラン ⭐︎
ベニテス ⭐︎タイソン ・・・




当時のスターボクサーはみんなレイジェス製のグローブでした




私だけではなく、プロボクサーなら誰もが憧れる
レイジェスグローブ



しかし、レイジェス製のグローブを選ぶにはとても勇気がいるんです




リングに上がるボクサーにしかわからない、本当のこわさが・・





つづく