「大峰堂社員研修旅行 at 南三陸町 part.1」
すこし前の話になりますが、弊社が毎年行っている、『社員研修旅行』 において、一泊二日で東北の被災地、特に南三陸町に行って参りました。
弊社の社員研修旅行は、一般的に言われる、単なる慰安旅行、というのとは、少し趣向が違います。
毎回テーマを持って旅行を企画します。
その年の担当メンバーが主体となって考えてくれます。
今回のテーマは、『日本を知る。そして考働する。』です。
東日本大震災の爪痕がまだまだ癒えない現状を知ることで、私たち個人個人が何が出来るのか、ということを考え考働することが今回の目的です。
もしかしたら日本人は、当事者にならなければ忘れてしまいやすい人種かもしれません。
それだけ幸せな環境にいるということなのかもしれません。
しかしながら、私たち一人一人が 『日本に住む当事者』 であるという強い意識を持ち続け、未来に対してどう取り組んでいくか、とても大事なことだと思っています。
今回の 『社員研修旅行』 に際し、宿泊先である、ホテル観洋さま周辺の小中学校の校長先生や御代表の方々と事前に相談させて戴き、今欲しいものをお聞かせ戴いてそれらを用意し、本研修に臨みました。
お忙しいにも拘らず、各校の校長先生をはじめとする御代表の方々も贈呈式にご出席くださり、本当に有り難かったです。
研修会場には、チェックインを済ませた続々と弊社ファミリーが到着してきました。
いよいよ開始です。
そして、各メンバーから、各御代表の方々に贈呈させて戴きました。
比較的大きいものが多かったため、目録として贈呈後、お送りさせて戴くもの、もしくは統廃合される学校については整理が付くまでは弊社で大切に保管することとしました。
その後、ホテル観洋の総支配人様が、当時の状況を詳しくお話しくださいました。
一瞬にしてたくさんの方の命が目の前で奪い取られていく。
その時取られた考働。
重い重い現実をお教えいただきました。
私がその場にいたらどういう考働を取れただろうか。
その後、弊社の某部門のメンバーが、休憩時間や家での時間を利用して作った、『千羽鶴』 を私からホテルの方に渡してくれ、と。
ウチのメンバーはサプライズでよくやってくれているんです。
ちなみに、『千羽鶴』 はこの一つではなく、たくさん作ってくれて、各被災地の現場に献花しておりました。
何も言わずやってくれる。
続きは次回に。