今週末はボブスレー、スケルトンのワールドカップ開幕し、今日までに日本勢も続々出場していた。

金曜夜の時間に入って来たボブスレーヨーロッパカップ日本女子チームは、続いて同じ会場のドイツケニクゼーで行われた次戦でも押切、君嶋チームが3位と連日の表彰台。スプリントタイムも1位だったし、地元のドイツや経験あるスイス選手の中で大健闘。頭角を現した。来季の平昌以降、そり界の日本女子を背負うことは間違いない。伸び盛り期に突入である。

{5DA952C4-9141-4DC9-A31E-A48C385ABBDB}
押切麻李亜選手(上段左から3人目)のfacebookより。隣は君嶋選手。下段真ん中の左から初戦5位の浅津、川崎選手


表彰台は良いものだ!
いつも眺めながら、いつか!ど真ん中と思っていたことを思い出す…


昨日の朝方にはスケルトン女子で、日本に与えられている一枠に出場している小口貴子選手が15位。YouTubeでレースを少し観たけど、これも健闘だったと感じた。
レースが行われたカナダウィスラーは、とにかくトリッキーなコースで、難しく危険度も高い。二本確実に揃えることが大前提で、一本速くても一本転倒して失格する選手もいる。そんな中で二本きっちり揃えていた。彼女より上にいるチームは国を挙げての強化やレースに臨む体制も充実している国の選手たちだし、そんな中で昨年よりも確実に上げていることが見て取れた。
もうひと段階上を狙うにはなんだろうか、と考えながら観戦したが、スケルトン女子のレベルも年々グレードアップしており、速い重い上手いの三拍子揃わなくてはというところもあるし、紙一重を取るには仲間との質の高い競り合いや、サポートが必須だろう。

今日未明に終わったスケルトン男子は韓国選手が優勝していた。日本の高橋選手は18位だった模様。
先週同じウィスラーで行われたノースアメリカンカップ二戦で若手の宮嶋選手が優勝と2位で大健闘していた。このレースで宮嶋選手と競り合い2位と優勝のロシア選手がワールドカップの3番手として出場し12位に入ってた。日本の男子枠は1つ空いてたから宮嶋選手もワールドカップに出場しているのを観たかった。面白いレースをしたのではと思う。


そんな人々のレースを横目に、私は来週日曜にある30mと立ち幅跳びの記録会の調整など滑走に合わせて行っている。基準値をクリアしないと国際レースにもはや出られないからである。
コースもオープンしている寒い今、なぜ陸上?怪我のリスクあるじゃんと、多くの人が?と感じてはいるらしい。

ここら辺の選考基準には過去にも述べたように矛盾を感じずには居られないが、それは最早どうしても変わらないため、さておいて、私にとって大きな一戦となる12/25の全日本が完全な初戦になるのはどうかと考え、ヤマを作るためにもトライアルするのだが…

一週間全力疾走して結構疲れて来たため、快晴の土曜は完全休養した。

休みの大切さを痛感するお年頃である。